「台湾」ない地球儀を販売 他いろいろ

2008.01.12 Saturday 02:07
くっくり



具体的なお手続きにつきましては、改めて弊社ホームページにてお知らせいたします。

 学研は「不適切な表現・表記」としてますが、それに比べるとタカラトミーの「一部配慮に欠ける表記」というのは、さらに“ゆるゆる”な気がします。

 それにしても、2社とも何を考えてんでしょう。
 だって学研は去年9月から、タカラトミーは去年10月から販売してたんですよ。夕刊フジがすっぱ抜くまでに、当然、何件か苦情なり問い合わせなりが来てたはずです。
 マスコミが騒がなかったら、このまま何食わぬ顔でずっと売り続けたんじゃないですか?

 また、2社とも「返却をご希望のお客様には税込価格○○円で引き取る」と言ってますが、これも非常に“ゆるゆる”な対応だと思います。
 「ムーブ!」の須田慎一郎さんのコメントにもあった通り、これは明らかに欠陥商品なんですから、申し出があった分のみを回収するんじゃなく、市場に出回ったもの全てを回収するのが筋ではないでしょうか。

 地球儀とかってね、大勢の子供が使うんですよ。下に弟や妹がいればその子らももちろん使いますし、よその家に回っていったりもするんです。
 うちにも昔ちょっといい地球儀があったんですが、後に年少の従兄弟にあげました(百科事典もあげた)。

 家庭ならまだしも、学校とか塾とかの教育現場に置かれてあったとしたら、事態はもっと深刻です。台湾=中華人民共和国という誤った情報が、多くの子供たちに伝わっていってしまう恐れ大です。

 学研トイズの問題の地球儀は、初回製造の1万個を完売したそうですが、1万個だから使うのも1万人とはいかない、それだけの人数では済まないということなんです。


 テレ朝の報道によれば、中国外務省の報道官が会見で述べたのは、「具体的な状況について把握していません。ただ『一つの中国という原則』は国際社会から普遍的に認められているものだと思っています」といった“一般論”だけだったようです。
 中共としては台湾問題では絶対に譲れないものの、北京五輪を控え、今は日本とは事を構えたくないという気持ちが大きいのではないでしょうか。

 ちなみに過去にも似たような事があったんですよね。
 3年前には、中国大連の税関が、尖閣諸島を日本領とした日本の地図などの副教材を多数差し押さえ、大連日本人学校が一部没収や罰金に泣きました(産経社説1/11)。

[7] << [9] >>
comments (35)
trackbacks (3)


<< 「アンカー」9月総選挙、政界大再編!?(付:米大統領予備選)
竹島プロジェクト2008 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]