「アンカー」9月総選挙、政界大再編!?(付:米大統領予備選)
2008.01.10 Thursday 02:13
くっくり
image[080109-05sousenkyo.jpeg]青山繁晴
「えー、もういきなり時間がないから9月総選挙っていうのが出ちゃいましたが(一同笑)、さっきね、洞爺湖サミットってあったでしょ。7月7日から9日。で、7月の話ですよね。じゃあ何で9月?、ね。セプテンバー・サプライズにならないじゃないかって話はあるかもしれませんが、実は7月9日にサミットが無事終わる、無事終わったら、いちおう福田さんが世界に環境サミットとしてのアピールをできたとします。福田さんがもし福田さんでなければ、すなわち度胸のある人だったら、こういう、はっきり言うと、よく言えば慎重、悪く言えば自己保身型の福田さんでなけりゃ、そこで解散打つかもしれないけれど、そうしないだろう。どうしてか。岡安さん、どうしてですか?7月の次に来る物はなんでしょう?」
岡安譲
「8月です(一同笑)」
青山繁晴
「うん、8月は何があるでしょう?」
岡安譲
「8月は終戦記念日とかお盆……」
青山繁晴
「ああ、そうです、正しい。お盆がある。お盆があるってことは必ず国会議員、特に衆議院議員は選挙近いから地元に帰ります。これ田んぼの草刈りって言いますけれど、自分の票田に入って草を刈っていって様子を見ます。福田さんとしては間違いなく、その代議士たちが東京から帰ってきた時に、『どうだね、君の選挙区は』ってことを聞いて、どうも自民党は概ね大丈夫だとわかった時に、それを少し早めて8月下旬、お盆明けてすぐに解散総選挙に踏み切る可能性がだんだん高まっていて、そうすると9月の総選挙になるであろうと。やっぱりセプテンバーになる。そのセプテンバー選挙の結果が、実は政界ではすでにこういう結果だろうということを、自民・民主問わず多くの人が言ってます。はい、出して下さい」
image[080109-06naki.jpeg]村西利恵
「あれ?ちょっと字が弱々しいですけれど、『勝者なき選挙』……」
青山繁晴
「この字は関テレのサービスだと思います(一同笑)。私がこうしてくれと言ったわけじゃないんですが、まさしくまずさっき言いました通り、与党の方は今の3分の2を失います。じゃあ民主党の方が単独過半数をとれるかというと、それこそ小沢さんが大連立の時にずっと言ってた通り、衆議院選挙は違う。特に西日本でやや弱いから、民主党の単独過半数はないだろうと。つまりどちらも勝たない。どちらも勝たない状況で、一方参議院の方は野党の方が強い。過半数をとってる状況は変わらない。これ、亡くなった竹下元総理が僕によく言ってたんですけれども、『青山くん、参議院で衆参逆転したら、それを元に戻そうとしたら、参議院選挙を3回以上やらなきゃいけないよ』と言ってたわけです。ね。参議院選挙って3年に1回しかありませんから。早い話が2016年頃まで日本の政治は、今のように衆参の意見が違いすぎるから、法律を何も決められない。いわば政治が凍り付く状態にこれから8年間もなりそうだということが、もう見えてるわけですね。実は福田さんにも、小沢さんにも。そうすると要は大連立をやるのか、それとももう一つ、これしかない。はい、それ出して下さい」
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