「アンカー」9月総選挙、政界大再編!?(付:米大統領予備選)
2008.01.10 Thursday 02:13
くっくり
山本浩之
「ああ、福田総理はね」
青山繁晴
「そうです。それはどうしてかと言うと、もし解散総選挙をやったならば、今、与党が衆議院で持ってる絶対多数の3分の2は必ずなくなります。ほんとはほぼなくなると言うべきなんでしょうが、もう政界でなくなるってことみんな言ってる。どうしてかと言うと、この2005年の9月11日の解散総選挙で当選したいわゆる小泉チルドレン、83人いらっしゃいますが、ま、当選するのは15人前後じゃないかってことを自民党の中で言ってて、ある最高幹部は最近僕に電話で、『いやいや確実なのは片山さつきさん1人だけだよ』と言ってたりするわけですね」
村西利恵
「えー、そこまでですか」
青山繁晴
「で、それ考えると、ま、小泉チルドレン、この方々だけで70人とか60人とか減るかもしれないって話ですから、福田さんとしては選挙はやりたくない。しかしこの2009年9月10日、これだけはだからいわばサプライズじゃないわけですね。もう決まってるわけですからね。サプライズじゃないからすなわち福田さんはこれ、できないだろう。つまりここ(2009年9月)まで選挙やらずに行くわけにいかないだろうと。どうしてかと言うとですね、ここでたくさんの議席をとった与党が、この安倍政権を含めてずっとやらないまま過ごしてきたわけですね。で、そのまま福田さんもやらないと、この政権というのは国民に意見を聞いてない政権ってことになるから、やっぱりここ(2009年9月)までは保たない。じゃあ今年おそらく総選挙あるんだろう。今年と言っても1年間あるわけですけど、まだ。実は解散総選挙をできるタイミングというのは2回しかありません。はい、ちょっと出して下さい」
image[080109-04timing.jpeg]村西利恵
「2回というのが、この2回ですか」
青山繁晴
「この2種類しかありません。で、まず一番近い方で言うと、3月末から4月にかけて予算を成立させなきゃいけません。来年度の予算をですね。で、この予算は、本体というのは憲法によって衆議院の優越、はっきり定められています。衆議院が予算を決めたら30日以内に、その参議院の意見と関係なく衆議院の意見が予算になってしまう。それだけならいいんですが、この予算を実行に執行する、予算を実際にお金を出して事業をやっていく時に、予算関連法案というのが必ず必要なんですが、その関連法案はそういう優先がありませんから、普通の衆参の関係ですから、その関連法案を通していただくことと引き換えにして、福田さんが解散総選挙に追い込まれるだろうと、かつては言ってきたわけですね。ところがこれが変わったんです」
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