「アンカー」9月総選挙、政界大再編!?(付:米大統領予備選)
2008.01.10 Thursday 02:13
くっくり
ここからはアメリカ大統領選の予備選について。
“ニュースDEズバリ”の前のニュースコーナーで伝えられました。
いちおうおさらいしとくと、民主党候補のヒラリーVSオバマに注目が集まってまして、予備選第1ラウンドのアイオワ州ではオバマが勝利。ヒラリーは1位どころか3位で崖っぷち。
そんな中、行われたニューハンプシャー州での予備選第2ラウンド。
世論調査ではヒラリーがオバマに10ポイントの差をつけられていたものの、涙の訴えが通じたのか、結果は大接戦の末、2ポイント差でヒラリーが勝利。
ま、大逆転といっても、もともと彼女は大本命と言われてきた人ですが。
以下、青山さんの見解をちょこっとまとめておきます。
●涙で逆転したと思う。涙は出てなくてほんとは目が潤んだだけだが。言葉が「アメリカを後退させない」と言った時に、涙声で留まったところで良かった。わーっと泣いてたらダメ。大統領がそんな感情に支配されてはダメ。だけどヒラリーも人の気持ちに関わることもあるんだなというとこで留まったから、大逆転になった。
●民主党にとってはチャンスを逃した。民主党はオバマで連覇して勢いをつけたかった。民主党の関係者、ディープな、内部の人ほど「ヒラリーがもし候補になったら非常に苦しい」と言う。オバマは初の黒人大統領候補という大きな問題はあるが、「チェンジ」、あれだけですむから、だからオバマで勢いつけたかった。だから共和党はちょっと喜んでる。
●ヒラリーの日本にとっての最大の問題はチャイナマネー。中国からの援助金を受けてる。
●共和党のマケイン候補(ニューハンプシャーで勝利。アイオワではハッカビー候補が勝利)は、候補者の中でただ一人おじいちゃんなのに突然勝ったのは、実はイラク戦争が鎮まりつつあって、マケインが増派を支持したという日本では知られてない事実があって、それでマケインが勝利したことを日本はよく知っておくべき。
●増派作戦は今、成功してる。日本ではなぜかほとんど報道されていないが。人数を増やしたからじゃなくて、本当は自衛隊の駐留も参考にしたそう。住民の中に入っていくやり方に変えて成功している。アメリカの大きな変化を僕らは大統領選挙から見るべき。
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