集団自決教科書問題で玉虫色決着(付:各教科書記述変遷)

2007.12.28 Friday 01:30
くっくり


【備考】
 当初、検定意見がつかなかったものの、訂正申請で大幅に加筆。訂正申請では「日本軍は住民の投降を許さず」とする断定的な記述を加筆した。渡嘉敷村の守備隊長が村民に対し「非戦闘員だから最後まで生きてくれ」と言ったとされる証言も否定しかねない書き方だが、「軍の方針は確認できるから不正確ではない」(文科省)という。


※参考資料
・「WiLL」12月号掲載の山際澄夫氏(ジャーナリスト)の論文
産経新聞12/26付:首かしげる記述、次々パス 集団自決訂正申請
・産経新聞12/27付朝刊紙面に掲載された表「検定後と訂正申請後の記述の変更(主な例)」(ネットソースなし?)
・NHK12/26午後7時のニュース(清水書院の箇所のみ)
つくる会Webニュース第221号(12/26付)

 間違いや補足がありましたら、お知らせ下さい


 もっとも「軍命令あるいは強制肯定派」も、今回の決着にはあまり満足はしていないようです。

不合格では売れない=教科書会社苦しい選択(時事通信出版局12/26)
教科書訂正承認に安堵と不満=沖縄議長ら(時事通信出版局12/26)
「訂正申請を不当修正」 文科省に抗議と要請(琉球新報12/27)
共産党が「軍の強制」復活要求(日刊スポーツ12/27)
僕らの教科書から「軍強制」消えた/高校生ら危機感と憤り(沖縄タイムス12/27)

 共産党は堂々と政治介入ですか?
 高校生はかわいそうですね。大人に洗脳されて利用されて(私も学生時代に似た経験があるので頭から責める気にはなれない)。

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