集団自決教科書問題で玉虫色決着(付:各教科書記述変遷)

2007.12.28 Friday 01:30
くっくり



 集団自決死は痛ましい史実に相違ないが「尊厳死」の一種ととらえ、それなりの敬意を払うことにして、不毛の争論はそろそろ打ち止めにしたいものである。

(2007年12月12日記)

 最後の段落、全く同感です。

 前にも書きましたが、海軍部隊司令官の大田実少将が自決前、海軍次官宛に打った電報の中の言葉、「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」を、私たちは今一度噛みしめるべきでしょう。
 集団自決を「日本軍の命令や強制で殺された」とすることは、日本軍だけでなく沖縄県民の名誉をも貶める行為です。決して許してはならないと思います。


・・・・・・・・・・・・・リンク集・・・・・・・・・・・・・


※12月27日各紙社説
沖縄戦集団自決 禍根を残した“二重検定”(産経新聞)
「沖縄」教科書 “政治的訂正”の愚を繰り返すな(読売新聞)
集団自決記述 「強制」排除になお疑問が残る(毎日新聞)
集団自決検定―学んだものは大きかった(朝日新聞)(魚拓)
集団自決記述 『強制』なしで伝わるか(東京新聞)
教科書問題 「軍強制」は明らか/検定意見は撤回すべきだ(琉球新報)
[教科書検定審報告(上)]史実をぼかす政治決着(沖縄タイムス)

※参考リンク
教科書検定審見解の要旨(時事通信出版局12/26)

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