「アンカー」遺棄化学兵器処理めぐる汚職疑惑&東シナ海ガス田
2007.12.06 Thursday 02:07
くっくり
image[071205-11iccho.jpeg]村西利恵
「はい。『1兆2000億円規模』ですか」
青山繁晴
「はい。これは最初の調査から、それから穴を掘って回収したりですね、あるいはさっきのように傷ついてしまった方の補償とか、全部含めてってことになってるんですが、まず奇っ怪なのはですね、全部含めてってことになってるこれぐらいのお金がかかるってことは、政府は何も言ってないんですよ。日本政府は」
山本浩之
「あの、雑誌か何かで見たことあるんですけど、その数字は出てきてますよね」
青山繁晴
「いや、それはね、雑誌はたぶんこう書いてます。『1兆円』……」
山本浩之
「そうそう、1兆円って出てるんですよ。だけど、30万から40万発もないんじゃないのっていう話は、たまに……」
青山繁晴
「あのね、今のヤマヒロさんの話で2つ大事なこと、出てきたんです。まず、雑誌の話でも、実は1兆円ぐらいしか言ってない。それを政府は、いや、日本政府は、そんな計算した覚えはないと言って否定してるんですよ。ところが、これは今日、この1兆2000億円っていう数字が出てきたのは、この番組がたぶん初めてだと思いますが、これはもちろん僕が適当に言ってる数字じゃなくて、福田政権の内部の複数の政府高官から、いわば内部告発として、本当は雑誌に書いてある1兆円どころじゃない、最低でもすでに1兆2000億規模にふくらんでしまってるんです。で、もっと増えるかもしれないってことをですね……」
山本浩之
「えーー(驚き)」
青山繁晴
「実は、もう一回言いますが、複数の現役の政府高官が言ってるってことが一つ。それからもう一つ、ヤマヒロさんが言ったことでね……」
山本浩之
「何十万発もないんじゃないのかという話……」
青山繁晴
「ああ、それはね、そこも大事なところで、中国政府はもともと200万発って言ってたわけですよ。それがいつの間にか10分の1ぐらいに減ってきて、30万、40万ぐらいかもしれないって話になって、日本政府は今、30万、40万って話をしてるから、すなわちその、いくら土中に投棄されてても、200万あると言ってたものが、急に30万、40万に減るはずがない。もともとの話がふくらましだったんじゃないかという疑問もあるんですが、さらにお金とかそういうことより大事なこと、もっともっと大事なことがあって、実は今月、すでに民主党の国会議員から国会質問でも出ました。というのは、実は防衛庁、今の防衛省に保管された資料を見ると、日本軍が捨てたんじゃなくて、日本軍から戦争に勝った側の、当時、中国国民党軍、蒋介石の国民党軍にちゃんと正式に譲り渡されたと。で、これはもちろん根拠のある話で、日本はポツダム宣言というのを受諾して降伏しました。降伏した時、武装解除を受け入れたので、それも完全な武装解除を受け入れたから、自分の持ってる武器は戦争に勝った側に正式に譲りますってことを、実際にその、全軍にそれを出していて、あの、100%実行できたとは僕は思わないけど、中国ではそれ、行われてるわけです。で、最近出てきた書類で、日本軍が捨てて逃げていったんじゃなくて、国民党軍に渡って、で、その国民党軍がその後、中国共産党の人民解放軍に負けたから、台湾に逃げる時に捨てていったんじゃないかというのが、国会でも質問されて、これ、大きな問題になってるわけですね。問題になってるってことはですね、少なくともフェアに言うと、再検証しなきゃいけない。ね」
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