「アンカー」横田早紀江さん電話出演(付:額賀宴席同席問題)

2007.11.22 Thursday 02:03
くっくり



村西利恵
「CMの後、詳しく解説していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、この拉致問題に関する4カ国の水面下の合意と、今後どのように進展するのか、引き続き、青山さん、お願いします」

青山繁晴
「はい。あの、今、ヤマヒロさんから合意って言葉出たんですが、水面下でもまだ合意してるわけじゃなくて」

image[071121-09suriawase.jpeg]山本浩之
「あ、すり合わせって話ですね」

青山繁晴
「すり合わせをしてる最中。ほっとけば合意に行っちゃうんじゃないかと。国民が反対なら反対と言わないと、という話です。その中身、もうズバリ……」

村西利恵
「先ほどおっしゃっていました2つの条件ですね。出していただきましょう」

青山繁晴
「より詳しく出ます、はい」

image[071121-10suriawase2.jpeg]村西利恵
「こちら、『よど号犯を送還すること』、それから、『拉致被害者の新しい調査をすること』」

青山繁晴
「はい。これまず、このよど号っていうのは、1970年3月のハイジャックの話であって、さっき横田早紀江さんがおっしゃった通り、自分で勝手に北朝鮮に行った連中を今さら返してもらったってですね、何なのかということであって、しかし、ところがこれがアメリカにとってはですね、テロ国家の指定を解除する重要な条件に前からなってるんですよ。つまりその、犯人たちを匿ってるままだとテロ支援国家だと。犯人を無事に主権国家の日本に返したら理屈が通るというのをね、アメリカそういうことにすごくこだわるから。実はこれって日本にとってはどうでもいいのに」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「アメリカにとっては大事な条件になっちゃってるわけですね。それから次が、次がこれ、日本にとって非常に重大なことで、これ『新調査』と。新しい調査というところが一番の大きな問題であって。今までね、再調査するとかしないとかの話をしてきたでしょう?再調査、つまり再び調査するってことは、北朝鮮がもう解決済みだって言ってるのをやめて、横田めぐみちゃんや、それから神戸の有本恵子ちゃんとか、つまり小泉さんが2002年に北朝鮮に行った時に、この8人みんな死にましたと。車が通ってもいないのに交通事故だとかね、練炭使っていないのに練炭中毒で死んだとか、洪水で流されたんだとか、それ、でたらめなことを言ってたのを、もういっぺん調べ直すのが再調査だったのに、これ、新調査と言ってるのは意味があって、小泉さんが2回、北朝鮮に行きましたね。2回めは2004年5月です。その後に日本政府が新たに拉致被害者として認定したのはお二人だけなんですよ。1人は神戸の田中実さんという男性。もう1人はこの番組でもやりましたけれども、鳥取の松本京子さんという女性。ま、はっきり言うと、さっき僕も、あまりにもむごいので横田早紀江さんに言えなかったですけれど(少し涙ぐむ)、要するにその、2人だけ調査してですよ、それでめぐみちゃんとか恵子ちゃんを、要するに亡き者にするという話に近いわけですよ、これやるとしたら。しかも手が込んでて、今朝、その、この件に関わってる、もうはっきり申しますが、政府関係者が僕に言ったのは、ただの新調査じゃなくて、すでにモンゴルにそういう方々を出していて、出していると見られて、調査した結果、その、モンゴルなど外国にいることがわかった、そこまでだけ北朝鮮がやって、北朝鮮を経由しないで、モンゴルならモンゴルから日本に直接返して、それでわーっと、まあ美談話もなんかあって大騒ぎになって、めぐみちゃんとか恵子ちゃんの話がまぎれるという」

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