平松新市長のバックにいる団体
2007.11.20 Tuesday 00:48
くっくり
ましてや大阪市ですよ。借金5兆4000億円ですよ。問題山積みですよ。
職員厚遇問題もそうだけど、第三セクターも深刻です。赤字が百億円単位の箱物がいっぱいで、確認はしてませんが、全部合わせると1000億円を軽く超えてるでしょう。
夫がその中の一つ、WTCの近くにある会社に毎日出向で行ってるんですけどね、寂れ具合が半端じゃなくて、しょっちゅう「何とかせえよ」とぼやいてますわ。
ビルからちょっと離れた所はもうゴミだらけ、草ぼうぼう、夏場とか虫がいっぱいで大変らしい。
平松さん、そのWTCへ市役所移転なんて言ってますが、絶対無理っすよ。市の中心部からめちゃ離れてるし。職員が絶対反対しますわ。
関さんがせっかく決めた新規職員採用凍結も、平松さんは再開するって言ってるし。
ちゃんと研修して、「市民の税金で給料もらってるんだ」という自覚をしっかり植え付けた上で働かせることができればいいですが、今の段階では無理でしょ。アホな職員を増殖させるだけ。
議会運営も大変です。民主党は22人と少数派。自民・公明は52人ですから、ダブルスコア以下。
結局、平松さんの利点(?)と言えば、「民間人出身」ってだけなんですよ。本人も「民間人出身=市民の目線」って強調してきたし、彼に投票した多くの人もきっとそれを念頭に置いて投票したと思うんですよ。
だけどさっきも言ったように、実はバックに市労連や解同といったとんでもない団体が、いわば市民とは対極にいる団体がついているわけですよ。あかんやん。
かつては市労連や解同府連と市長、助役との間で水面下のトップ交渉が慣例になっていたそうで、これらが市の政策決定に大きな影響を及ぼし、職員厚遇や同和行政を巡る不祥事にもつながったわけです。
要するに、市政改革を本気でやろうと思えば、市長は市労連や解同とケンカせなならんわけですよ。だから関市長はこいつらとはケンカして、そして手を切った。
だけどその関さんは去り、市労連や解同に支持された平松さんが市長になるわけです。果たして平松さんはこいつらを切れるのか?ケンカできるのか?
この点について、平松さんのテレビでの発言を見ると(当選翌日の11月19日は関西ローカル番組に出まくってました)、こんなことを言ってます。
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