平松新市長のバックにいる団体

2007.11.20 Tuesday 00:48
くっくり



 選挙前に大々的に報じたのは、部落解放同盟の解放新聞ぐらいかも。
 (日本オワタ\(^o^)/な日々さんを参照)


 大阪市政についてはご存知ない方がほとんどだと思うので(大阪市民でもあんまり知らなかったりして)、関さんが市長になってからの経緯をざっと説明しますと――。

 まず、2003年の選挙で、自民、公明、民主、市労連が、大阪市助役から立候補した関さんを応援し、関さん初当選。

 2004年秋、大阪市職員の厚遇問題が発覚。
 毎日放送(偶然ですが平松さんがこないだまでいた局)のニュース番組で取り上げられて、そこから全国レベルで報じられるようになりました。

 関市長は市政改革を決意し、2004年12月に大阪市福利厚生制度等改革委員会を設置、2005年4月には市政改革本部を設置。
 その他いろいろあって、当然、市労連とは対決モードに。

 まあとにかく当時、大阪市職員の厚遇問題絡みのニュースがアホほど出てきました。
 カラ残業手当とかヤミ年金とかヤミ退職金とかヤミスーツ支給とか。「ムーブ!」でもよく取り上げてました。

 ただ、関さんも市長になる前は市の幹部でした。
 局長だの助役だのをやってた時代に、「ヤミ専従」(労働組合役員らが勤務中に有給で組合活動を行っていた)を黙認していたり、後ろ暗いところがあったわけです。

 「あんた、職員を責められる立場なのか」ってツッコミもあったからでしょう、2005年10月、「市民の信を問うため」に関さんは突如、辞意表明。出直し選挙となりました。
 (この時、女房役として内部改革に取り組んできた大平光代助役まで辞任。辞任の理由は話さなかった。未だに謎)

 こうして、職員厚遇問題の元凶である市労連との蜜月は終わりました。
 当初は「労組の支持なしに勝てるのか?」と心配されましたが、何とか再選。
 (でもこの時、民主党が独自候補を立ててたら、関さんは負けたかも)

 あと、忘れちゃいけない同和行政。飛鳥会事件や旧芦原病院問題は全国的にも有名なので、皆さんもご存知かと。いわゆる同和利権ですね。

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