「アンカー」日米防衛疑獄(付:金正男パリに現る)
2007.11.15 Thursday 02:14
くっくり
村西利恵
「それがロッキード事件ですか」
image[071114-09rockey.jpeg]青山繁晴
「これはロッキード事件、31年前ですけど、世界的に有名になった事件ですね。31年前に当時の最大派閥、田中派、つまり超大物だった、まさしくキングメーカーだった田中角栄、角さんね、その人がいきなり東京地検特捜部に逮捕されました。で、最終的に有罪で終わったんですけれどもね、よくもやれたなあと。全てを支配すると言われたこの角さん、よくやれたなあと本当は……。はい、今ちょうど映ってますけれども」(当時の映像が流れる)
村西利恵
「その時の事件の映像ですね」
青山繁晴
「これはね、あの、年代によっては非常に懐かしい映像で、逮捕された田中角栄さんなのに、ま、手を挙げたり堂々として、この、自分は裁判に負けないって様子を見せてるところなんですね。それでこの、実力者だった田中角栄さんを調べた当時の捜査関係者、僕は法務・検察の担当だった時に、たとえば法務省の幹部でいました。今はみんな定年退官になりましたが、久しぶりにお話を聞いたらですね、やっぱり現役当時よりすごくはっきり言ってくれたのは、『あれをやれたのはもちろん、当時の三木武夫首相がGOサインを実質的に出したからです』と。で、そういうOBも含めてですね、今の検察は少なくとも総理官邸からはGOサインが出てると受け取ってるわけですね。その上で、実は今回の政治家に対する捜査は大きな、もう一つ大きな特徴があって、実は2つルートがある」
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