「アンカー」日米防衛疑獄(付:金正男パリに現る)

2007.11.15 Thursday 02:14
くっくり



青山繁晴
「あのね、アメリカがね、日本の政治家に対してこいつはだめだと思うっていう時は、根が深いので、あまり表面だけで見ない方がいいです。これは日本とアメリカの歴史の根っこそのものなんです。すなわち、日本はアメリカに負けたから、『負けた以上は防衛の中心はずっとアメリカに握りっぱなしにされなきゃいけない』、ね、そのことをむしろ、その方が都合がいいってことで利権にしてきた日本の政治家がいて、で、そのごちゃごちゃの関係の中で、国民の知らないところで嫌われてる政治家がいるんで、あんまり単純に見ない方がいいと思うんです」

室井佑月
「でもちょっと嫌ですよ。悪いことは悪いでフェアにきちんと逮捕してもらいたいと思うけど、そこにアメリカの意向、アメリカに嫌われたって理由も入るっていうのがちょっと気持ち悪い気がする」

青山繁晴
「いや、その通りですよ」

山本浩之
「ただね、最終的にね、どこにまで行き着くかわかりませんけれども、その、さっき、振り出しに戻ると、防衛利権の闇っていうのがありますよね。で、その、取引っていうか、その、実態ですよね。契約の仕方、入札でなくてほとんどが随意契約だったとか、そういうことの見直しとか、膿をやっぱり出してもらわないと意味がないですよね」

青山繁晴
「その通りです。だから今回は個人犯罪の追及に終わらせないでね、今言った闇を追及してほしんです。ということはね、あの大事件だったロッキード事件も結局、旧田中派の利権を壊せなかったわけでしょ。今回はそれをアメリカとも絡んでね、アメリカがこういうふうに言ってきてるのを逆手にとるようにね、上手に逆手にとって利権構造を叩きつぶすというのが、本来の目的でしょう」

山本浩之
「そうですね。ありがとうございました。青山さんの“ニュースDEズバリ”でのコーナーでした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 「守屋氏と防衛省現役課長との間で、2千数百万円の貸し借りをしていた」というくだりについて。
 「アンカー」放送時点ではこの金額だったんですが、その後の報道によれば、守屋氏は当初の説明の約2倍に当たる4千数百万円に上ると訂正したらしいです(読売11/14)。

[7] << [9] >>
comments (13)
trackbacks (2)


<< 「ムーブ!」盧武鉉政権の失われた5年間(1)
「ムーブ!」盧武鉉政権の失われた5年間(2) >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]