「ムーブ!」盧武鉉政権の失われた5年間(1)

2007.11.13 Tuesday 00:45
くっくり


堀江政生
「これ、勝谷さん、日本もこういう状況ですね」

勝谷誠彦
「そうですね。だけど人口を比べてみると、日本とあまり変わらないぐらいのですね、人数ですよね。だけどあの、重村先生。韓国ってあれだけキリスト教が普及してるのに、キリスト教って非常に自殺に対しては否定的ですよね」

重村智計
「もともと、我々いた頃はですね、韓国人は自殺は非常に少ないと言われてた。日本人に比べると、日本人の方がやっぱり自殺が多いと。それからやっぱり韓国の社会が変わってきてるのと、経済がどうしてもやっぱりあの、1回職を失うとですね、なかなかこう新しく職につくのが大変だし、それから若い人たちがなかなか就職できない、生活できないっていう状況にあるんですね」

関根友実
「再チャレンジができない」

重村智計
「ええ」

堀江政生
「この、格差の中で、こういった格差もまたあります」

image[071112-08shussei.jpeg]関根友実
「はい。地域格差です。盧武鉉政権下の新規雇用のうち、93%が首都圏に集中している状況にあるんです。ですから地方では深刻な少子高齢化が加速しているということなんです」

堀江政生
「すごい数字ですね」

関根友実
「はい。女性が一生のうちに産む子供の数を表した合計特殊出生率なんですが、2005年、韓国は1.08でした。日本は1.26と、日本も低いんですが、それを下回る数字が出ているんですね。また、高齢者です。65歳以上の割合が、去年は9.5%、20年後には20%に急増すると見られています。そして農村は嫁不足でして、国際結婚は去年4万件を記録、2000年の3倍に増加しています」

堀江政生
「これも何か、こう明るい数字がちっとも見えてきませんね」

重村智計
「そうですね。やはりあの、日本と同じような状況がどんどんどんどん加速して、非常に短期間のうちに来るもんですからショックが大きいんですね。特に農村の人口不足で、今、あの、ベトナムとかフィリピンからいわゆるお嫁さんを連れて来るというのが、非常に広がっているんですけどね」

堀江政生
「『負の遺産』の3つめというのがこれです。教育システムも崩壊している」

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