「ムーブ!」盧武鉉政権の失われた5年間(1)

2007.11.13 Tuesday 00:45
くっくり


「まずは賃金格差です。韓国の上場企業上位100社の平均月収は約50万円と。かなりもらってるんだなと思うんですけども、その一方で、こんな言葉が流行しています。『88万ウォン世代』。ベストセラーとなった本のタイトルなんですが、韓国の労働者の3分の1は契約社員で、20代の契約社員の平均月収が88万ウォン、日本円で約10万円だというんですね」

重村智計
「そうですね。ま、あの、20代で大卒でいわゆる一流会社に入れば、日本の大卒よりもちょっと多いかもしれないという給与をもらえるんですね。ですから格差はものすごい」

関根友実
「格差ですよねー」

堀江政生
「これ、でも、山本さん、これ日本でも言えることですよね」

山本穣司
「よく似てますね。ワーキングプアですね、まさに。これ、あの、金大中政権で97年の金融経済危機を、ま、金大中大統領自身、その、経済大統領と自任をして経済改革、これを強力に押し進めたわけですよね。それが……」

重村智計
「いちおうまあ、V字回復したということになってんですが、内実は実は大変だったんです。つまりあの、韓国経済というのは財閥企業が支えてる。今度は金大中政権、盧武鉉政権で、企業はどっちかというと悪だというふうに考える人たちが政権の中枢にあると。財閥をどんどんいじめる。で、まあいわゆるITとか新しい産業、興そうとしたんですがね、うまく行かなかった。そこにまあいろんな問題が起きたんですね」

image[071112-06sinbun.jpeg]堀江政生
「そしてこの格差ということでいくと、こういう問題も起きていまして……。『韓国 止まらぬ自殺』。詳しく見ていきましょう」

image[071112-07graf.jpeg]関根友実
「はい。こちらは韓国の経済成長率と自殺者数の増減なんですけれども、実は経済成長率が下がれば自殺率がポンと上がる。そして近年、経済成長率が下がり続けていますと、自殺者数が増え続けていると。こういう関連があるんです。またインターネットを通じ、自殺情報の入手や道連れを募っていたり、20代から30代の死因のトップが、去年は自殺でした」


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