「アンカー」小沢辞任劇場の舞台裏

2007.11.08 Thursday 03:12
くっくり



山本浩之
「いや、それもこれも密室でやってるから、どんなやりとりが交わされたかって、全然わからない」

青山繁晴
「ところが大事なことは、この時小沢さんが喜んだために一気に大連立の話に行って、初めて具体化して、ここで。小沢さんが総理を取りに行くんじゃなくて、副総理にとどまるとか、あるいは民主党の閣僚ポストが6つだとかいうような話まで、どうも出たらしい。で、小沢さん喜んだ状態で、民主党の役員会に持って帰ったら、小沢さんの思いというのは普通の人は共有してないから、民主党の中で。わけわかんない話だからやめてくれってことになってしまったってことなんです。それで今までの流れで一点ね、小沢さんの行動としては非常におかしい点があるでしょう?岡安さん」

岡安譲(キャスター)
「その中でですか?」

青山繁晴
「あまりにもおかしいでしょというのが、一点ありますね?」

岡安譲
「えー、そもそも小沢代表が党首会談に応じたところですか?」

青山繁晴
「いや、僕はそれ違うと思う。そうじゃなくてね、党首会談応じるのは全然かまわないと思うんですが、皆さん今の話、僕の話をね、その、全部通じてるのは、小沢さんは結局、国連決議の話しかしてないじゃないですか。でも連立政権組むんだったら、たとえば年金どうするんですか。年金で参院選戦ったんじゃないんですか?で、自民党は未だに年金は保険料でやると言ってて、民主党は今は全部税金でやると言ってるわけでしょ。そこが全く違うのに年金の話は何もなくて、国連決議の話ばかり飛ばしてるわけですよね。これはたとえばドイツを含めた諸外国で連立政権できる時と全く違う。たくさんの大事な国民生活に関係するようなことを全部すり合わせた上で、連立政権作るんだから、実は福田さんはそういう理解だったわけです。だからゆっくりやればいい話なんだと。ところが小沢さんの方は逆に国連決議の件、自分の主張さえ呑み込んでくれたらそれはすぐやれるという話になってるわけですね。そこが小沢さんの問題の一つです。ちょっと皆さん覚えてて下さい。それからもう一つ、会見に戻っていただくと……」

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