「アンカー」小沢辞任劇場の舞台裏
2007.11.08 Thursday 03:12
くっくり
青山繁晴
「それで実はこれなんです。はい」
image[071107-06nabetune.jpeg]村西利恵
「……この方ですか(苦笑)」
青山繁晴
「で、実はですね、10月の中旬に、読売新聞グループの本社会長のいわゆるナベツネさん、元政治記者ですね。僕ら見たらすっごい上の大先輩になるわけですけども、そのナベツネさんと小沢さんが会った。その会談の中ではまずナベツネさんの方から、実はこの会談をする前に福田総理の側の意思はある程度確認してる。部分的な政策連合、これは亡くなった竹下さんが言ってたんですけど、パーシャル連合ってやつ、それなんかどうかなって話をしたらですね、小沢さんの方から、いや、もっとわかりやすいはっきりした連立の方がいいんじゃないですかというような、その言葉の通りかは僕もさすがにわからないですけど、こういう話が出たと。で、その話はですね、つまり小沢さんはけっこうやる気があるよってことを、ナベツネさんから森元総理に行って、森喜朗元総理の側から福田さんに伝わった。それで福田さんからは、今のちょうど逆にして、森さんからナベツネさん、ナベツネさんから小沢さんというふうにですね、伝わっていった。すなわち、お互いに福田総理も小沢代表も直接は連立の話はこれまでしてないのに、『連立で行くべ』ということは、実は決まって行った」
山本浩之
「それが、あうんの呼吸ってやつなんですか」
青山繁晴
「そうです。福田さんが言ったのはそれを言ってるわけですね。じゃあそのあとどういう事実経過になったかというと、バンと出して下さい」
image[071107-07jikeiretu.jpeg]青山繁晴
「はい。まず、今言いましたね。10月中旬にナベツネさんと小沢さんの会談で初めて連立というのが具体的に姿を現し、そのあと、いろいろ連絡があったあと、10月29日月曜日の朝に突然、福田総理は大島国対委員長を呼んで、小沢さんとの党首会談を打診してくれと。大島さんびっくりした。え、そんな話があるんですかと。それ小沢さん応じないでしょうと言ったら、福田さん、いやいや大丈夫なのと言って、いきなりその日の夕方にOKですって話になったわけです」
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