「アンカー」小沢辞任劇場の舞台裏
2007.11.08 Thursday 03:12
くっくり
山本浩之
「実はこの後の青山さんの“ニュースDEズバリ”でも、そのあたりを解説していただくので、できるだけ内容かぶらないように、まあ、一生懸命言葉を選んでいただいてるんですけど(一同笑)、確かにその小沢さん、今、会見でもおっしゃったように、あの人が14年前に自民党を離党して以来、その、日本における二大政党制というものを確立して、国民のための政策を実現していきたいという、それは今も変わらない、唯一の自分の行動原理だと、今も会見でおっしゃったんですけど」
青山繁晴
「だからね、今の会見を普通の政治的な判断で見るとね、その、私はいったん総選挙に勝ちたい気持ちと同時に、やっぱり政権の中に入って政策実現したいなってことをやろうとして失敗しましたと。だからたとえば次の人に代表やってもらって、私は総選挙に勝つために身をすり減らして横から支援しますって言うのが普通ですよ。それならパッとね、民主党の支持者だけでなく国民みんなもわかるんだけど。だからあの、口下手な小沢さんの会見としては成功なんだけども、新たな疑問は覚えました」
山本浩之
「それと、成功したとして、今後求心力の低下は避けられないということも言われてますけれど、このあたりはいかがですか」
青山繁晴
「あのね、求心力の低下ってことは、誰か違う人が求心力を持っていくわけでしょう、普通だったら。それがいないからこの奇妙な復帰になったわけですね。だから単に小沢さんの求心力が低下していくだけなら、いわば与党に対しての大きな野党である民主党が新しいトップを選べるってことになるんだけど、そうじゃなくてみんなが螺旋階段をぐるっと回るように下りていくような感じになりますよね。それはこの国の政治にとっては不幸ですよ」
山本浩之
「確かにそうですね。で、今回の問題は、今まだこれ両院議員懇談会、続いているようですけども、果たして中堅、若手議員から本当に、小沢さんの今の会見を受けて、じゃあ小沢さんについていこうと、みんながそう考えてるとは……」
青山繁晴
「思えません。それは僕に電話をしてくる人も、あるいは僕が電話する人も、みんな若手中心ですね。違います」
山本浩之
「そんな中で選挙対策本部は立ち上げると明言しましたけども、ほんとに一枚岩で行けるのかなっていうのは、ま、今後の民主党を考える上で、ま、支持者の皆さんもそうでしょうし」
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