小沢代表が辞意を表明したわけですが
2007.11.05 Monday 20:13
くっくり
これについては各社、一斉に反発してますね。
いくつか例をあげると――。
産経新聞は、「産経新聞では、党首会談以前から何度も単独インタビューを申し込んでいるが、断られ続けている。党首会談直後も記者たちの質問を受け付けなかった。これでは、老獪な自民党の情報戦に負けるはずである。メディアを非難する前に、『なぜ大連立は失敗したのか』を深く反省しなければ、小沢氏の政治力は急速に衰えるだろう」(産経11/5)。
毎日新聞は、「毎日新聞は両者の関係者の取材を踏まえ、国際貢献の恒久法を巡る福田、小沢両氏の合意などを正確に報じてきた。とりわけ『小沢首謀説』にかかわる記事は、情報源を明示し、双方の言い分を掲載している。『情報垂れ流し』や『世論操作』の意図が、あるはずもない。政治史に残る動きを、さまざまな情報を基に積極的に伝えるのは、報道機関の当然の責務と考える。小沢氏はメディア報道に事寄せて反論した。そこに、権力ゲームを長年にわたって続けてきた小沢氏の、政治家としての限界を垣間見る」(毎日11/5)。
また、小沢さんは特に名指しはしませんでしたが、「大連立は裏でナベツネが糸引いたんじゃないの」と疑惑真っ只中の読売新聞は、「党首会談は小沢氏の方から持ちかけたもので、『大連立』構想も小沢氏の提案だった、といった点は読売新聞も報道した。小沢氏の批判がこれを指すのであれば、『事実無根』などと批判されるいわれは全くない。いずれも首相周辺をはじめ多くの関係者が証言しており、確実な裏付けを取ったうえでの報道だ。(中略)報道内容を否定しなければ、小沢氏の党内での立場が苦しくなるという事情があるのだろうか」(読売11/5)。
ちなみに読売は、事態がこうなってもまだ「それでも大連立を目指すべきだ」と社説で主張してます(読売11/5)。
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