「アンカー」守屋前事務次官の証人喚問を分析

2007.11.01 Thursday 00:28
くっくり


「ほんとに青山さんおっしゃってる通りで、これ、わざと悩みながら政治家が絡んでるってことを言ってるんだけども、これ、言うつもりだったと思うんですね。つまり、俺を捕まえたら他も大変だよということを匂わせることで、自分の身を守ろうとしているというのは、おそらく正しいだろうと思います。でもそれはね、僕は今もうそういうのって、昔は通用したやり方だけど、今は逆に通用しないんじゃないかと思うんですね」

山本浩之
「どういうことでしょうか」

和田秀樹
「ということは、まず一つはたぶん福田政権も含めて、政治家の方はそういう噂があるなり何なりっていうような人を、むしろ自民党が守ることによって票を減らすぐらいだったら、むしろもう簡単に差し出してしまう時代が来ているんじゃないかと思います」

山本浩之
「なるほどねー」

和田秀樹
「逆にそういう人が、大物がいなくなった方が邪魔者が減るわけですから、やっぱりもう政治家の方も最近はもう、だから、派閥の大物に遠慮するとかっていう時代ではなくなってきている。それからもう一つは、やっぱりもう検察の側がある程度そういう情報をリークしているということで、もう結局マスメディアを動かしてでも、それを捕まえようという意欲があるんじゃないかと思うんですね。で、もともとその検察っていうのも、大きな疑獄に関してもう、結局、仮に政治家なり何なりに嫌われたり、上に嫌われたとしても、ここでもう大物を一人つかまえたというような実績を残すと。もう検察官というのは、辞めた時に弁護士になれる人たちですから」

山本浩之
「実績を作れるという(笑)」

和田秀樹
「そうですね。現実にだから今ついてる人(補佐人の山田宰弁護士)だって、ヤメケン(検事出身の弁護士)の人だったですよね」

山本浩之
「後ろにいた人がそうですね」

和田秀樹
「結局もういくらでも仕事が来るわけで、逆に言えば、ここで名を挙げておきたいと思ってる検察官なんて、うなるほどいるわけです。だから捜査情報まで流れちゃうわけでしょう?だからそういう意味では僕はこれが逆にね、むしろこういう形で俺を捕まえると大物もやられるよと言ったら、国民はみんな大物もやってくれと思うように、逆ドライブが働くと思うんですね」

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