「アンカー」守屋前事務次官の証人喚問を分析

2007.11.01 Thursday 00:28
くっくり



青山繁晴
「これが誰かということ。その、守屋さんが幹部になってから5人、防衛庁長官の経験者がいてですね。で、その中に久間元防衛庁長官がいて、今、急に入院されたから、何となく世間の関心はそっちに向いてるように見えますけど、僕は守屋さんがここで言おうとした人は、おそらく違うと思う」

image[071024-08bouei.jpeg] 守屋前事務次官の在任中、防衛庁長官または防衛大臣に就いたのは、ご覧の5人。

 (石破茂、大野功統、額賀福志郎、久間章夫、小池百合子)

 誰が接待を受けていたと守屋氏は言いたかったのか。
 青山の見解は――。

青山繁晴
「うん、あのね、5人のね、元防衛庁長官がみんな記者団にたくさん取材されてね、4人までは『全くそれはない』と言ってて、1人だけ『記憶にない』と。『全く記憶にない』と言った人がいるんですよ。それでこの人だけが僕の知る限り、守屋さんと仲の良かった唯一の防衛庁長官。守屋さんは実は、特に事務次官になってから、その、来る大臣、来る大臣とみんな喧嘩してたんですよ。久間さんともすっごく仲悪かった。石破さんともすっごく悪かった」

青山繁晴
「ただ大切なことは、東京地検特捜部が久々の大型事件としてやろうとしてるのは、まさか接待の問題だけじゃなくて、航空自衛隊の次期輸送機をどうやって選定したのか。そこに政治家、官僚、いずれも賄賂が働いてんじゃないかと。そこなんですよね」

 実は青山は旧知の間柄の捜査当局の幹部から、新たな情報を入手したという。

【政治家への捜査】

青山繁晴
「いけるかも知れない政治家の名前が2人出てると。これ、いけるかも知れないっていうのは、つまり内偵を進めてるうちに、ひょっとしたら立件できるかもしれないっていう証拠が少しずつ出てきたと。そういう意味ですね」

青山繁晴
「まさか実名を今、僕がここで言うわけにいかないのは、それは捜査側がそう見てるだけであって、本当に彼らが犯罪を犯したかはどうかわかりませんから、そこはフェアに言わなきゃいけないけども、2人いて、1人はいわゆる防衛族の1人の現職の議員。それからもう1人ははるかに大物で、つまり派閥領袖クラスの大物で、僕も正直、あまりに意外な名前で驚きました」

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