「ムーブ!」金大中事件真相判明に日韓政府困惑
2007.10.30 Tuesday 01:37
くっくり
重村智計
「これは、今回はですね、これだけではなくて、○○(聞きとれず)関係の3件、発表されてる。全部、ま、基本的に言うと大統領選挙絡みです」
image[071029-10hihan.jpeg]堀江政生
「そのあたり含めて、じゃ、次行きましょうか。問題になってるのは外交的決着、これ日韓政府の間でありましたけども、これの是非です。こんな結論を出しました。『日本政府は韓国政府の捜査終結に協力し、事実隠蔽に関与した。真相を究明できない結果を招いた責任があり、深い遺憾の意を表明する』というふうに、真相究明委員会の調査報告書には書いてあるということで、日本に対して、ま、批判的であるということですね。では当時の事件の決着です」
重村智計
「これはまあこう言われても仕方がない状況、部分はあるんですね」
image[071029-11sinsokyumei.jpeg]関根友実
「実は事件の現場から、金東雲(キム・ドンウン)駐日韓国大使館の一等書記官の指紋が検出されたんですね。これに関して日本の警視庁は金東雲氏の出頭を、韓国政府に対し要求しました。しかしながら韓国政府は、外交特権を理由にそれを拒否したんです。これに対しては日本で韓国批判が高まって、外交問題に発展していきました」
image[071029-12seijikechaku.jpeg]関根友実
「ところが1973年の11月、日韓首脳会談で、田中角栄総理が『これでパーにしよう』として、第1次の政治決着が図られました。さらに75年になって、韓国政府が金書記官の不起訴を決定し、当時の宮沢外務大臣は『事件は終結した』として、第2次政治決着が図られたんです」
堀江政生
「ま、だからこの外交決着についての批判をしてるわけなんですが、重村先生はその背景をこういうふうにおっしゃいます」
image[071029-13sigemura.jpeg]堀江政生
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