「アンカー」防衛省の闇と自衛官の不信感(おまけ:金大中事件)
2007.10.25 Thursday 02:30
くっくり
中村医師の乗るショベルカーの周りを輪になって踊り、用水路の完成を祝うアフガニスタンの人々。
こういった活動こそが、日本が国をあげて取り組むべき国際貢献ではないかと投げかけます。
中村医師
「どうしても議論の中心が、国際社会において日本の名誉ある地位を占めるだとかですね、何もしないだけでいいのかとか抽象的なレベルで終わってると。日本政府なりがですね、ともかく民生が先だということで、灌漑(かんがい)事業を大々的に起こすとすればですね、日本単独でできないこともないですよ。で、それを堂々とどうして言わないのかと」
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「まあ非常に治安の悪い中で、ああやって現地での活動を続けてらっしゃる方のほんと生の声だというふうに僕は思うんですが、室井さんはいかがですか」
室井佑月
「現地の人の声ってやっぱりあれですよね、貴重ですよね。でもISAFってそんなにあれなんだ、そんな暴れ者みたいにやっぱりなっちゃうんだ、こう団体で行ったりすると。民生支援ってことでもやっぱりそうかな」
山本浩之
「いや、中村さんの今の発言はISAFに関してですね」
室井佑月
「日本だけでってことでしょう?」
山本浩之
「青山さんいかがですか、今の話を聞いてて」
青山繁晴
「まず中村さんの活動はね、実際に中東で高く評価されてます。で、中村さん、自分の利益のためにやってるんじゃなくて、本当にアフガンの人々はじめ中東のためにやってますよね。そこは評価し、それから中村医師のお話の中でね、たとえばテロリストが数人いるだけで村全体を爆撃した例が、これはISAFというよりもおそらく米軍の不朽の自由作戦の方だと思いますけど、そういう例は僕も聞いてます。それからイスラムの世界で酒を平気で飲むという行いも聞いてます。そういうところから中村さんの言ってることは正しいことが多いけど、ただ一つね、日本の給油というのは爆撃機に油を入れてるんじゃなくて、こないだも言いましたけど、あくまで海上阻止行動なんで、海を使ったテロリストのための運搬とかテロリストの利益になることを阻むためにやってますから、そこはその、むしろアフガンの中にいると見えない部分だと思います。噂話としてはね、たとえば米軍の戦闘機に日本の油が入ってるって噂が出ることもあるし、僕がイラクに行った時も、頭の上にやってきた戦闘機が本当は日本のじゃないかと言われたこともあるしね。だけどそこはあえて冷静にやっぱり見るべきで、NGOという市民がやるべき活動と、それから主権国家たる日本がやるべき活動は、やっぱり両方とも必要なんですよ」
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