「アンカー」防衛省の闇と自衛官の不信感(おまけ:金大中事件)

2007.10.25 Thursday 02:30
くっくり



一同
「へえーーー」

青山繁晴
「で、これが変わったのは、2001年9月のあの同時テロがあって、やっと自衛隊法改正してですね、自衛官は自分の場所を守ってもいいよっていう当たり前のことを1コ付け加えたから、できるようになったんです。つまりちょこっと付け加えられたことしかできないというのが現実で、それでその自衛官がですね、木の銃持って楽しいわけないじゃないですか。それやれって言ったのは役人なわけですよ。それが変わったのはいわば外圧で変わったわけですよね。で、そういういうことが国民に全然伝わってない、だからシビリアンコントロールと言うけども、そんなお馬鹿なシビリアンコントロールで自分たちは被害者になってるって気持ちを持ってるわけです。但し、但し僕は14年間、防衛庁で幹部研修の講師をやってるんです。それから陸上自衛隊、海上自衛隊の幹部研修でも講義してるんです。いつも言ってるのは、いつまでも、いつまであなた方は被害者のつもりでいるんですかと。あなた方がですね、特に幹部になった人はもうえらくなったんだからいいでしょうと。制服のまま、たとえば国会で証言させてくれと言ったりですね、事実は木の銃を持ってたりそういう馬鹿なことがあったんですと、過去形であったと。で、今、時間がないから全部言わないけど、たくさんそういうことがあるんですと。今のこの給油の問題の騒ぎもほんとは自衛官はですね、横須賀からわざわざインド洋に行ったキティホークがね、アフガンだけで帰ってくるはずがない、イラクとかいろんな任務、あるいはイランに対する任務までやるっていうのわかってるから、その、給油量を報告しろって言われても、それは気が入らないわけですよ。入らないんだったら、制服組として職を賭して国民に説明しなさい。いつまでもさっき僕が言った、まちがった被害者意識を持ってるのはおかしいと。自分の責任を果たしてくれと僕は思うんですよ」

山本浩之
「ああ、よくわかりますね、今の話」

image[071024-09muroi.jpeg]室井佑月
「でも、よくいるよね。何かその、自分たちで失敗しちゃったりとか、まちがったことをさ、隠そうとかしてさ、そんな奴らに力を持たせてたまるかって思うもん。だって今はさ、ほんとに官僚とかが力を持ちすぎててさ、力とかって自分たちの思うままにしてるから、いろんな、さっきの薬害問題もそうだけど、起きてるわけじゃない」

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