「アンカー」防衛省の闇と自衛官の不信感(おまけ:金大中事件)

2007.10.25 Thursday 02:30
くっくり



(いったんCM)

山本浩之
「さ、自衛隊、その制服組の中にもまちがった被害者意識があると青山さんはおっしゃいます。続きをお願いします」

青山繁晴
「はい。まず今、問題になってるのは、さっきも話に出たですね、インド洋で給油した量をですね、空母キティホークに入れた量が本当は80万ガロンなのに、20万ガロンだと防衛庁が説明したもんだから、当時の福田官房長官とか当時の石破防衛庁長官がまちがった答弁しちゃったというのが今、問題になってますね。それでこれについて海上自衛隊ははっきり言うと貝になって何も言わないんですが、今日昼頃にようやく、非常に良心的な、僕ほんとに信頼している一人の海上自衛隊の幹部と電話がつながってですね、彼に真相を聞きました」

image[071024-07garon.jpeg]村西利恵
「真相は、20万ガロンと報告したものが、ガロンとキロリットルで混乱した」

青山繁晴
「これ僕はほんとは電話で聞いたのはね、ほんとは意図的にやったんじゃないかと、こんな取り違えなんかあるわけないから、意図的にやったんじゃないかと聞いたらですね、海上自衛隊の幹部が、青山さん、海上自衛隊はほんとはガロンって単位は使わないよね、全部キロリットルだね。僕もああそうかっていうのは、それは気がついた。というのは、あの給油の報告っていうのはですね、アメリカ軍に給油したらアメリカ軍から受領証ってやって来て、それは米軍で使ってるガロンなんですよね。1ガロンがだいたい4リットル弱ぐらい、3.785リットルですけど、それ、万とかキロリットルとかついたら頭が混乱して、それで思わず間違えちゃったという返事だったんです。さっき言った通り良心的な人でね、僕はこの弁解、最初は嘘だろ嘘だと電話で言ってたんですけど、ほんとかもしれんなと思うようになったんですが、それにしてもはっきり言ってゆるい。ふだんガロンという単位使わないにしてもですね、これだけ国会で問題にあとでなるようなことについてすごくゆるいじゃないかと言ったら、その海上自衛隊の幹部が、被害者という言い方はしなかったけども、しかし我々はね、まともな話しようと言ってもなかなか聞いてもらえないからってこと言ったんですよ。彼が何言ってるかというとね、これなんです。はい、ちょっと出して下さい」

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