「アンカー」防衛省の闇と自衛官の不信感(おまけ:金大中事件)
2007.10.25 Thursday 02:30
くっくり
山本浩之
「えっ、守屋さんの方から?」
青山繁晴
「はい。嘘なんですよって全面否定ですよ。念のため言っときますけど。それで、まあね、商社と癒着して、次期輸送機をどうするって話になったら、誰でもそれは賄賂って話が頭に浮かぶじゃないですか。だけど僕はそのことを持ち出してないのにね、いきなり金額まで言われて、5000万っての嘘だからと言われて、僕は仰天したわけです」
村西利恵
「5000万ってそんな具体的な数字出てましたっけ?」
青山繁晴
「出てないです。これ、メディアにも出たの今、初めてだと思います」
山本浩之
「今、初めて聞きましたね」
青山繁晴
「それで僕は、いや、これほんとに正直に、5000万って話は僕、省内でも聞いてないけども、その話は省内で流れてるんですか?って聞いたら、守屋さんは、いや、流れてて、それが小池さんの動きの背景なんだと言ったわけです。あくまでも全面否定をしたんですね。で、全面否定をして、電話の明くる日に防衛省内でいろいろ聞いたら、5000万という話は確かに流れてることは流れてたわけです。さっき僕は申した守屋さんが若い頃から気になる話っていうのはね、実は昔、大蔵官僚がノーパンしゃぶしゃぶっていう怪しげな所に通って、銀行からの接待を受けてたって話があったでしょ。あの時ね、大蔵省の話だけ出ましたけど、本当は大蔵省以外の各省からエリートであればあるほどね、大蔵省に出向する人がいたんですよ。その中に守屋さんもいて、そのノーパンしゃぶしゃぶに通ってた大蔵官僚ととても親しい付き合いをして、飲み歩いてたことがあったんです。それで僕は、記者時代の僕は、防衛政策課長だった守屋さんのところに行って、あなたね、こういうことを僕は取材で聞きましたよ。それで、但し大蔵官僚は銀行と利害関係があるけど、あなた防衛官僚だから直接利害関係はないから今回は書かないけれどもね、だから共同通信の社会部にも言わないけれども、僕は政治部でしたから、言わないけれども、あなたは身を正してね、これから頑張らなきゃだめですよと言ったら、そこはいちおう言うことを聞いてね、いや、そのノーパンしゃぶしゃぶ行ったってことは認めませんでしたよ。5000万と同じで全面否定なんだけど、自分の身を正しくすると言ったわけですよ。ところがその後、身を清めてないでね、僕このゴルフって実は全然知らなかった。さっきゴルフバッグ抱えた絵が出ましたけどね。守屋さんがね、120回だか何だかそんなに暇なのかってことも僕は正直知らなかったから、今回僕自身もね、何とも言えないショックがありますけど、ただね、その守屋さん個人の問題、いわゆる脇が甘いというやつで、はっきり言うと、お金とかそういうことに甘いとも言えるし汚いとも言える。きれいな人だったら接待受けませんよ。そうなんだけど、そういう個人の問題に加えてね、皆さんに知っていただきたいのは、さっき僕、被害者意識っていうこと言いましたが、それに関連してね、ちょっと国民が知るべき事実が、もっとさらに本質的なこと、ちょっと見てほしいんですね」
[7] << [9] >>
comments (23)
trackbacks (4)
<< 外国人から見た日本と日本人(2)
福田総理が家族会と面会&どうなるテロ支援国家指定解除 >>
[0] [top]