「アンカー」防衛省の闇と自衛官の不信感(おまけ:金大中事件)

2007.10.25 Thursday 02:30
くっくり



山本浩之
「官僚ってのは現場を知らなさすぎますね、どの省庁、問わず」

青山繁晴
「だから室井さんが言ったことは全部に共通することであってね、自衛官にもね、官僚にも、大きすぎる力を持たせちゃいけないっていうのがまさしく民主主義だし、僕らの仕事です」

室井佑月
「そういう被害者意識を持ってるっていうのは今、理解したけど、もう絶対こいつらに力を持たせちゃいけないっていうふうに私は思っちゃうね、逆に。そのまちがった……」

image[071024-10ao.jpeg]青山繁晴
「力を持たせちゃいけないんじゃなくて、僕たちの民主主義の中に自衛隊があるんですから、必要な力をちゃんと僕らの責任で持たせるというのが民主主義でしょう。力を持たせちゃいけないって、自衛隊が全然頼りにならなかったら、この国の守りは誰がやるんですか」

室井佑月
「でもいろんな失敗とかを、まちがったことを、その、20ガロンだったのを20キロリッターとその……」

青山繁晴
「20万ガロンね」

室井佑月
「まちがったことも上に報告しないんだよ?」

青山繁晴
「いや、だからそこを正すために事の本質まで迫っていかないと。ただお前がまちがえたんだろう、だらしないじゃないかと言うだけだったら全然進まないじゃないですか」

室井佑月
「でもそれだけだったらいいけどさ、たとえばその軍事機密って言えばさ、何でもすむじゃない、だいたいさ。その、秘密なんだからって」

青山繁晴
「いや、すんでないですよ。僕がたとえばこの機密と言ってるやつを国民に伝える仕事をしてるわけですから、現に」

室井佑月
「でも思うままに、その、守屋さんのことにしてもさ、思うままにその、やってきたから、こういうことが今、発覚したけど、ずっとその思うようにやってきたわけじゃない」

青山繁晴
「あのね、だけど、思うようにさせた原因の一つは国民の側にも、責任の一旦はあるでしょうという話をしてるわけです。この国の主人公は僕らで、責任者も僕らですから」

[7] << [9] >>
comments (23)
trackbacks (4)


<< 外国人から見た日本と日本人(2)
福田総理が家族会と面会&どうなるテロ支援国家指定解除 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]