「アンカー」防衛省の闇と自衛官の不信感(おまけ:金大中事件)
2007.10.25 Thursday 02:30
くっくり
室井佑月
「でもJFKって映画で最後は暗殺されちゃうしさ、最後はだめってこと?」
岡安譲(キャスター)
「JFKの最後はだめって阪神のあれも?」
山本浩之
「どういう意味なんですか。何かテンションが下がってしまう(一同笑)。これ青山さんは、今VTRにも出てきましたけれども、今、渦中の人である守屋前事務次官、この人とはもう10年以上の……」
青山繁晴
「15〜6年ですね。15〜6年ってことは、僕が共同通信の政治部から防衛庁記者クラブに配属されて、その時に守屋武昌さんは防衛政策課長っていうね、エリートコースの中でも一番エリートのポジションにいたんですよ。だから当然重要な取材対象で、しかも当時からだいぶ上へ行くんじゃないかと言われてたんで、それからずーっと守屋さんの来た道をウォッチはしてるわけですね。だけどね、今年の7月末から8月初めにかけて、この守屋さんが、実は僕は前から心配してたんですけれども、お金をめぐってですね、さっきのJFKのKってやつですね、僕もJFKって言い方嫌いですよ、だけどJFKのKの金銭疑惑について具体的な話が入ってきて、一つは検察が内偵してると。その内偵してるターゲットは絞り込まれていて、航空自衛隊の次の輸送機をどんな輸送機にするかってことについて、エンジンがアメリカ製なので、間に入った商社の山田洋行と守屋さんが癒着してるんじゃないかということを検察がやってるって話を聞き始めたんですよね。だから8月初めぐらいですから、今から2カ月半か3カ月ぐらい前ですかね。で、それはいつか本人に聞かなきゃいけないなと思ってたら、それより先にね、もうすぐに聞かなきゃいけない事態になっちゃった。それがこれなんですね」
村西利恵(進行役)
「ちょっと思い出していただきましょう。小池元防衛大臣が守屋前事務次官を解任しようとした騒動がありましたね」
青山繁晴
「まあはっきり言うと愚かな騒ぎだったんですけれどもね。お二人ともですよ、はっきり言うと。だけどその具体的中身を……」
image[071024-03morikoike.jpeg]村西利恵
「細かく見ていただきましょう。8月7日のことだったんですけれども、この日、守屋さんはびっくりしたんです。朝起きて朝刊を見たら、自分も知らない自分の退任が報じられていたということだったんですね。これに対して小池さんは『昨日の夜電話したんだけど出なかったから』と、事前告知なしの解任要求だったことを語ったものです。で、結果的にですね、二人とも8月27日の内閣改造の時に事実上更迭となりました」
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