「アンカー」武力行使容認?小沢代表が民主党を壊す?

2007.10.18 Thursday 02:21
くっくり



image[071017-07ozawaisaf.jpeg]村西利恵
「はい。ちょっとご覧いただきましょう。『ISAFは国連活動なので、参加は何の問題もない』。これ、今月10日に記者会見で話した内容です」

青山繁晴
「はい。これ、あの、ISAF、まあアイサフと言ってますけども、だんだん皆さんおなじみにになったと思いますけども、アフガンで展開してるところの国際治安支援部隊と。要するにアフガンは今、治安が非常に悪い。テロ組織のタリバンが好きなようにテロをやってる。その中で武力を使って治安を何とか維持しようという部隊なんですね。で、それは当然、憲法が武力行使を海外で禁じてることとあわせるとできないだろうというのがみんなの常識だったのに、小沢さんが突然、いや、国連がお墨付き出したら全然大丈夫なんだと、10月10日にそれを言ったわけですね。当然、民主党の中は、ま、蜂の巣をつついたようなっていうか、大変な騒ぎになって、ちょっと待ってくれという話になったわけですね。なったら次に小沢さんが何言ったかというとですね、そんなに嫌だったら党を離党してもらうしかないと言ったわけですね。僕もびっくりしました。僕は竹下内閣、小沢官房副長官の頃から小沢さんを担当してましたけれども、壊し屋と呼ばれた小沢さんが復活してしまったのかと思ったわけですね。その後、民主党の鳩山さんが慌てて、いや、あれは言い過ぎだったと言ったんですね。でもその段階ではまだ小沢さん、この中身についてはまだ変えてなかった。変わったのは、10月15日にスポンサーがやってきました。民主党の大スポンサーが党本部に乗り込んできた。……岡安さん、スポンサーって誰ですか?」

岡安譲
「わかりませんね、これは」

青山繁晴
「ヤマヒロさんはどうですか」

山本浩之
「連合ですよね?」

青山繁晴
「正しいです、その通り。労働組合の高木さんという会長が乗り込んできてですね、武力行使もできるとはどういうことなんですかと、けっこう詰め寄った。そしたら小沢さん、その後に突然言うことを変えてですね、この、同じISAFというけれども、武力行使を言った覚えはない、あくまで民生支援、戦うんじゃなくていわば人道的な部分なんだということを、するりと変えたんです。するりと変えて、菅直人さんのような市民運動出身の政治家は、ああ、それでいいんじゃないかと飛びついたのに、ま、民主党は政権担当能力があるだけあって、前原さんとかさっきの長島さんとか、安全保障にほんとにリアルに詳しい人がいっぱいいる。その人たちはまた怒ったわけです。というのは、民生支援と言ったって、さっき言った通りアフガンは全部もうテロでめちゃくちゃになってるわけですから、活動の中身が何だろうが行く以上は、自衛隊は武力行使をおそらく迫られて、戦死者が出てしまう。じゃあ民主党が自衛隊始めての戦死者を出すことになってもいいのか?ってことになる。それが嫌だったら外国の軍隊に守ってもらうというおかしな話になる」

[7] << [9] >>
comments (22)
trackbacks (7)


<< 外国人から見た日本と日本人(1)
「太田総理」外国人に地方選挙権をあげます >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]