続・集団自決“日本軍の強制”が高校教科書に復活?

2007.10.04 Thursday 03:36
くっくり


 全くもってその通り。
 読売社説もほぼ同じ主張をしています。

読売社説:沖縄集団自決 検定への不可解な政治介入(10/3)
 (前略)民主党など野党は、沖縄県民の意向を踏まえた歴史教科書に関する国会決議案の提出についても検討している。福田内閣として、この問題を国会の争点にしたくないとの思惑もあるかもしれない。
 しかし、史実に基づいて執筆されるべき歴史教科書の内容が、「気持ち」への配慮や、国会対策などによって左右されることがあってはならない。
 時の政治状況によって教科書の内容、記述が変わるのであれば、中立公正であるべき教科書検定の制度が、その根底から揺らぐことにもなりかねない。


 が、今日は沖縄県の仲井真弘多知事、仲里利信・県議会議長が渡海文部科学相らに面会し、検定意見の撤回を強く要請するなど、風は相変わらず向こうに吹いてるという雰囲気です(T^T)

 仲里県議会議長は「沖縄条項」の新設を文科省に求める考えを示したそうですが(毎日10/3)、中韓じゃあるまいし、ここまで来るともう常軌を逸していると言わざるをえません。


 とりあえず、「政治介入や不当な圧力に屈しないで下さい。教科書にはあくまでも真実を載せて下さい」という内容のメールを文部科学省に送っておきました。あと自民党にも。


 今日は「ムーブ!」でもこの問題が取り上げられました。解説は二木啓孝氏。どうなることかと心配してたんですが、これがあーた意外なことに――。

 遺族年金をもらうために「軍命令だった」と関係者が偽っていたという件、大江健三郎の『沖縄ノート』に対して元守備隊長や遺族らが誤った記述で名誉を傷つけられたとして訴訟が起こされている件、この2点がざっとですが紹介されました。
 びっくりしました。今回の騒動が起きて以降、テレビでこんなふうにいちおう両論併記されたの、私、初めて見ました。

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