「アンカー」南北首脳会談と6カ国協議と福田別働隊

2007.10.04 Thursday 03:06
くっくり



山本浩之
「こんな小さな話になってしまってる……」

青山繁晴
「みんな今ため息つきましたが、そのためいきは健全な感覚です。そして6カ国協議でもいちおうこの説明をしてるわけです。しかし皆さん、もう一回考えて下さい。なぜこんな馬鹿馬鹿しい嘘の説明をアメリカが信じるふりをするのかというとですね、それはさっき言った通り核を持ってる、むしろ持ってる北朝鮮を仲間に引き入れて、これから20年後、30年後、40年後のアジアで中国にナイフを突きつけるという大目的があるからです。さて、その上でね、さあ日本はどうするのかっていうことになりますね。日本はさっき高村さんが出てきて、この合意はおかしな点があるってことで言ってましたね。言ってたけど、おそらく基本的にはせっかく中国が合意案作ったから受け入れることになります。なりますが、それと同時に日本がやっぱり忘れられないのは、拉致の問題は当然あるわけですね。で、その拉致の問題について、今日はこのキーワードを皆さんにお示ししたいと思います」

<キーワード>
 福田別働隊が戦略を変える

村西利恵
「『福田別働隊が戦略を変える』ということで、ま、拉致問題で、そう言えば福田総理は総裁選で、私の手で解決すると話していましたけれども、そのあたり、CMの後詳しく解説していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さあアメリカや北朝鮮の思惑が拉致問題にどう関わってくるのか。続きをお願いします」

image[071003-11rati.jpeg]青山繁晴
「はい。この番組でですね、今年の1月に山崎拓さんという人が北朝鮮に行って、そこで何やら秘密交渉をやりましたという話は何度も言いましたね。それからこの内閣でヤマタクさん、閣僚になれないのはいろいろスキャンダルがあるからってこともあるけど、党の幹部にもならなかったのは自由に動くからだということを言いましたね。それで僕はヤマタクさんの動きを批判する時にね、1人とか2人とかを返すだけで、つまり今まで帰ってきた5人の方にいわば1人2人を、嫌な言葉ですけど上乗せするだけでね、たとえば北朝鮮の援助を開始すると。そういう動きは絶対許されないし、国民が許さないってことを何度も言ってきたわけですよ。ところがですね、これは僕はヤマタクさん1人とは言いません。1人じゃなくてヤマタクさんの考え方を支持する自由民主党内部の人たち、これは特に自民党です、民主党じゃなくて。自民党の内部でですね、新たな話が出てます。それは僕に電話も、それから直接の話もありました。それは何かというとですね、『青山さん、1人2人じゃないよ。あんたそればっかり言ってるけど違うよ、もう。我々が目指してるのは17人だよ。17人全員の解決なんだよ』。これ17人ってわかる人はすぐわかると思いますが、政府が認定できた、ようやくできた拉致被害者の方々の総数であって、もう5人の方帰ってますから、残りで言うと12人の方々、これをね、だけど返すとは言わないんですよ。『12人の方の解決で我々はちゃんと事を仕上げようとしてるんだ』と」

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