「アンカー」南北首脳会談と6カ国協議と福田別働隊

2007.10.04 Thursday 03:06
くっくり



山本浩之
「それは僕ですらそういうふうに思うんです。で、毎週このコーナーを見てる、テレビを見てる、毎週見てる人はもうみんなそう思ってると思います」

青山繁晴
「はい、その通り。で、ここから先がいわば肝心なところでね。要はこれもアメリカが態度が変わったからでしょ。で、今までアメリカの態度が変わったことについて、僕はこの番組でも主に、ブッシュ大統領が任期中の成果を何とかあげたいと言ってきました。それも正しいんですが、それに加えて最近、特に国務省との僕なりのやりとりの中で非常にはっきりしてきたことがあります。すなわちアメリカはもっと根本的な戦略転換をしつつある。それがこれです」

image[071003-09sinbei.jpeg]村西利恵
「核保有国のまま北朝鮮を親米国家にしてしまう……」

一同
「はぁーー」

青山繁晴
「はい。これね、まず核保有国のままっていうことね、これびっくりされるでしょうが、実は今までの話でもびっくりしなくていいんですよ。わかるはずなんです。というのは、今まで出てきた合意の中に、どこにも去年10月にやった核実験の話はないじゃないですか。去年の10月にいちおう核実験、規模は小さかったけどやったんだから、核兵器をもうこの北朝鮮は持ってるんですよ。それを何ら問題にしないってことはもうすでに、さっき言ったミニ核保有国、そういう意味です。あの去年の10月の核実験って、はっきり言うとまあ大したことない核実験ですよ。たとえばアメリカが持ってる核兵器に比べたらね、小指の先にもならないもんだけども、だけどたとえば東京や大阪に落ちたらどれぐらいの人が死ぬか、想像を絶する。もちろん何万、何十万の世界ですよ。ミニだけど核保有国になるってことは、実はこの6カ国協議やその流れでわかるじゃないですか」

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