「アンカー」南北首脳会談と6カ国協議と福田別働隊

2007.10.04 Thursday 03:06
くっくり



image[071003-06amaigoui.jpeg]青山繁晴
「はい。まずね、ここ(パネル)に北朝鮮に甘すぎる合意が出そうだと。ヤマヒロさんの言われたことを言うとね、これを今日は表に出てる話からね、まずいっしょに考えたいと思うんです。これはいわばこのコーナーの一つの目的は、新聞とかテレビのニュースの見方にもつながることですからね。まず表を見る。表を見る時に、やっぱり一つ振り返ることが必要です」

村西利恵(進行役)
「今年2月13日に合意された、北朝鮮の核放棄に向けたプロセスからおさらいしてみましょう。こちらをご覧下さい」

image[071003-07process.jpeg]村西利恵
「2月13日に合意していたのは、初期段階の措置として寧辺の核施設を稼働停止、封印してIAEAの監視を受け入れるということでした。で、それがもしちゃんと終われば、次の段階の措置として、全ての核計画の完全な申告と全ての核施設の無能力化とされていたわけですね」

青山繁晴
「はい。今から8カ月ぐらい前のこの合意についてね、僕はこの番組で、こんな合意はだめですっていうことを言いました。で、それはどうしてかというと、ここに書いてある寧辺の核施設というのはもう古くて使わなくなったものだから、そんなもの今さら停止にしたって意味がない。意味のない停止をIAEAが監視したってもっと意味がない、ということを言ったわけですね。だから僕はこの合意をおかしいと言ったら、たとえば日本の外務省の中で比較的北朝鮮に近い人は、『いやいや青山さん、次があるじゃないの次が。あんまりそう決めつけないでよ』ってことを、ずいぶん僕は言われたわけですよ。それでさっきヤマヒロさんが言われた、間もなく合意しそうな6カ国協議の新たな合意、10月の合意っていうのはつまり、この部分(全ての核計画の完全な申告と全ての核施設の無能力化)の話ですよね」

村西利恵
「この部分の手順などが完全に決まっていなかったので、具体的に話し合いましょうという話し合いが行われていたわけですよね。で、『全ての』と書いてあるんですけども、合意されそうな見込みの内容ですけど、ちょっと見ていただきましょうか。こうなっているんですよ」

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