「アンカー」南北首脳会談と6カ国協議と福田別働隊

2007.10.04 Thursday 03:06
くっくり


「それでま、この、南北首脳会談の中身なんですけど、ま、今日、1日延長申し入れたって話も入ってますけどもね」

青山繁晴
「1日延長ね。正直僕にとってもサプライズで、事前に予想した情報機関もたぶんなかったと思いますけども、僕の知る限りでは。だからこれはあくまでも推測ですが、おそらく演出ですよ。中身で何かこうこってりしたものが出てきたから、さあ延長して頑張りましょうというのでなくて、韓国のことをちゃんと考えてますよという演出だと思います。これね、今回のね、南北首脳会談の最大の特徴はね、今、そのヤマヒロさんが言った7年前というのは、韓国の金大中大統領、当時のね、が、むしろ北朝鮮を利用したんですよ。つまり裏金まで渡してね、首脳会談実現してノーベル平和賞とったでしょ。今回逆さまでね、北朝鮮が韓国を明らかに利用してますよね。つまり韓国を見てるんじゃなくてアメリカを見てる。アメリカと今だんだん交渉うまくいってる。それをいわば担保するために、韓国を引き入れたいっていうのが目的だから」

山本浩之
「そうすると今やってる、今日やった南北首脳会談というのは、北朝鮮のペース、主導で行われているというふうに考えていいんでしょうか」

青山繁晴
「もう今回は日程の決め方からそうじゃないですか。いったん決めといて北朝鮮の水害を理由にして延期したけど、ほんとは6カ国協議とかませるのが目的だったでしょ。もう引きずり回されてますよね」

山本浩之
「なるほど。さあその6カ国協議という言葉が今出ましたが、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”に行きたいと思います。この、引き続き北朝鮮関連の話題というふうに聞いております」

青山繁晴
「はい。で、あの、まさしく今、6カ国協議の話をした通りですね、実はこの、今僕らの目の前に見えてる南北首脳会談というのは、6カ国協議と実はセットになってて、で、南北首脳会談も6カ国協議の進展も、日本の報道ではですね、基本的には北朝鮮の核をなくすという方向で、いろいろま、文句は書いてあるけど、そういう方向だってことになってるじゃないですか。違います。ほんとはこれです」

<キーワード>
 ミニ核保有国の誕生

青山繁晴
「北朝鮮の核をなくすんじゃなくて、小さいけれども核を持ってる、そういう核の国にしてしまうというのが、実は南北首脳会談も6カ国協議も同じ方向です」

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