「ムーブ!」花田編集長『そんなに安倍が悪いのか』
2007.09.29 Saturday 01:13
くっくり
花田紀凱
「それは一番はっきりしてるのは、年金の問題とか、そういう問題で一般人にアピールしたからなんですよ。それでこれは、今月号で中西輝政さんも書いているように、要するに、年金とか失業保険とかをですね、道具にしてのし上がったのはヒトラーなんですよ。そういうことはしちゃいけない。で、ヒトラーをのし上がらせたためにヨーロッパでは反省してですね、そのことは、年金問題とかですね、失業保険の問題はですね、政争の具にしないと、要するに両党で協議して話をするっていうふうにシステムができてるわけ。日本はまだそういうところができてないから……」
須田慎一郎
「小泉政権というのは、要するに政争の具にしないということで、連合も入れて、民主党支持の連合も入れて、官邸で協議する機関があった。安倍内閣はそれがなかったんですね。だから総理って横綱と僕はいっしょだと思うんですよ。心技体が必要。要するに衆院で300議席という体はあったんです。ところが心とね、今回辞めた原因も心の問題だと思いますけど、やっぱり技、これにちょっと未熟さがあったかなという」
花田紀凱
「だからそれはね、僕は全部それを否定するわけではないんですよ。あの、病気になったりですね、精神的にやや揺れたり、それは確かにありました。ですけど、じゃあ安倍さんがやろうとしたことが悪かったのかと。こういうことなんですよ」
勝谷誠彦
「いや、それは悪くないですよ。やろうとしたことは悪くない。安倍晋三が悪かったんですよ。それをちゃんと率直に認めて、過去の反省と謝罪をしないで、だから保守論壇はいつまで経ってもだめなんですよ」
花田紀凱
「いや、それは安倍さんが、安倍さんをそこに追い込んだものがあるわけ。いろんな条件が」
勝谷誠彦
「それとね花田さん、欧米では確かに年金や何かは政争の具にしないけれども、システムとしては政争の道具にしないということなんです。違うんですよ、スキャンダルなんですよ。あれはたまたま社保庁っていう所だけれども、役人どもがこんなポッポ(着服)をずっとしてたっていうスキャンダルだし、政治資金だってスキャンダルなんですよ」
花田紀凱
「でも、それは社保庁の連中がポッポに入れてたのは、別に安倍さんの責任でもないし」
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