2007.09.22 Saturday 03:18
くっくり
■英霊に感謝の意ささげたい
《靖国神社で平成14年から毎夏、奉納コンサートを開催している。今年は7月14日に行われ、台風4号の影響による大雨の中、多くの聴衆が集まった》
−−戦死者を思うようになったきっかけは?
つのだ 格闘家の友人の試合に足しげく通っていたときに、漫画家の小林よしのり氏らと知り合い、著書を読むうちに、先祖に対する敬愛の情が深まりました。また若いうちから音楽活動で海外に渡り、外から日本を冷静に眺めるチャンスもありました。さまざまな要素が混ざり合い、命がけで子孫のために戦ってくれた英霊に感謝の意をささげたいと思うようになりました。それで靖国神社に行き、僕の意思を伝えたら、奉納コンサート開催を快諾してくれました。
《コンサートの冒頭、「これは奉納。聴衆の皆さまはお客さまではなく傍観者」と述べ、通常のコンサートとの違いを強調した》
−−コンサートの始めと終わりに本殿を向いて礼をした姿が印象的でした
つのだ 始めに「奉納させていただきます」、終わりに「お楽しみいただけましたか」という気持ちを込め、聴衆の方ではなく、本殿を向いて礼をしました。
−−今年は大雨にもかかわらず、大勢が聴き入っていました
つのだ でも聴衆が楽しむために歌っているのではありません。だから入場料もいただいていません。これは奉納なのです。自費で準備をして歌っています。集まる方々が本殿にお参りしてくれればうれしいとは思いますが…。
−−若者も集まりました
つのだ なかには「一緒にやりたい」という若者がいますが、お断りしています。奉納したいのであればご自身ですればよい。僕は、このコンサートで有名になりたいとか、もうけたいとかいう思いは1ミリも持っていないのです。だから今回の取材を受けるのも迷いましたが、開催する理由を伝えてほしいと依頼されたので承知しました。
−−文部省唱歌『故郷(ふるさと)』や『この道』など8曲ほどを熱唱されました
つのだ 『故郷』をコンサートなどで歌うようになったのは、9年ほど前に、教育現場で驚くべきことが起こっていると気がついたからでした…。
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