「アンカー」麻生さんの誤算&青山さんが麻生クーデター説を完全否定
2007.09.20 Thursday 01:49
くっくり
一同
「えーーー」
青山繁晴
「たとえば飯島勲総理秘書官などにそれを言ったと。で、どういう意味かというと、小泉さんはやっぱり動物的な直感の人だから、どうせ1年ぐらい経ったら郵政民営化を骨抜きにする動きが出る……」
山本浩之
「すごい直感じゃないですか、それって」(一同笑)
青山繁晴
「『その時に自分は必ず動く。それまでの1年間は遊ぶ』と言ったんです。それで麻生さんの大きな誤算の一つはですね、あるいは与謝野さんの誤算の一つはですね、小泉さんは確かにこの1年間遊んでました。たとえば神楽坂(かぐらざか)で飲んでることも含めてですね、目撃者がいて……」
山本浩之
「それ自由ですから(笑)」
青山繁晴
「自由ですが、でも国会議員なんですから。それで麻生さんの側近の元閣僚が僕に言ったのは、『青山さん、小泉純ちゃんはあんなに遊びほうけてるから、もう大丈夫だよね』ってことを最近僕に言った人がいるんですが、そのように油断をしてたら、いや、小泉さんはまるであの忠臣蔵じゃないけど」
山本浩之
「大石内蔵助じゃないですか(笑)」
青山繁晴
「遊んでるふりをして、9月26日以降は俺が郵政民営化をもう一回仕上げてみせるっていうのがあったから、だからこれが大きな大きな誤算になって、じゃあそれで小泉さんが何をしたのか」
村西利恵
「そうですね。ちょうど9月26日前に総裁選というこの時期なんですが、小泉さん、いったいどのような動きを見せているのか。お知らせの後、詳しくお伝えいたします」
(いったんCM)
山本浩之
「小泉さんが総理大臣を辞める時に、1年後に活動を再開すると言ってまさにその通りになってきてるわけですけれど、そんな話はほんとなんですか。びっくりしましたけどね」
青山繁晴
「はい。それはさっき言いました通り、麻生さんの誤算もあってね、それが現実になってるわけですけども、その麻生さんの誤算についてですね、視聴者、国民の方にこの場を借りて、僕はっきりお話ししておきたいことが一つあってですね。今まで説明しました、それからこの番組の過去にも言いました通りね、その、麻生さんが新法をめぐって安倍さんの気持ちを十分酌めなくてですね、違う路線を行ってしまって安倍さんの怒りを買った、人事でも怒りを買った、つまり安倍さんの不満を呼んだ。もう一つ、安倍さんは心身共に弱ってたから、小さなことを大きくとられる傾向もあった。それも麻生さんの誤算のうちですが、自民党議員の中にですね、この、青山がつまり『麻生はクーデターをやろうとしたんだ』と、『麻生・与謝野はクーデターをやろうとしていたんだ』と話をすり替えてる人がいてですね。で、僕のところにそういう連絡がいろいろ来たんで、実はそのうちの一人名前を聞きましたから、実は何人かいるんですけど、一人に今日のちょうど昼頃に電話して、僕は思わずもう実際に電話で『おまえ』と言ったんですけどね、国会議員に向かって。『おまえ、僕がね、関西の番組で麻生と与謝野がクーデターやったんだと、それに失敗したんだと嘘を言っただろ』と。『いつ僕がクーデターという言葉を使いましたか』と。『麻生路線への怒りっていうことは言ったけども、それ全然事実が違うじゃないか』と。どう事実と違うかというとですね、皆さんさっきの話でわかっていただけると思うんですが、麻生さんが安倍さんを説得したというのはですね、安倍さんに来年夏の北海道洞爺湖サミットまでは少なくともやってもらって、で、その間に麻生さんは幹事長として力を蓄える。麻生さんがきれいな人と言ってんじゃないですよ。力は蓄える、やがて総裁選は近づいてくるんだから。1年間も幹事長やったら十分力は蓄えられるから、それから安倍さんがたとえばサミットを花道なら花道で勇退して、その後麻生さんが禅譲、つまり譲り受けて政権をやって、北朝鮮に対する強硬姿勢、中国に対する厳しい姿勢もそのまま続けるっていうのが、麻生さんの組み立ててきたことなんです。誤算っていうのはそれが狂ってしまって、安倍さんが怒って辞めてしまったことが誤算なんですから。あるいは小泉さんを怒らせたことが誤算なんで、この夏に麻生さんがクーデターやろうとしたなんてことは全く僕は言ってないし、その、話をすり替えたと。これ謀略で、はっきり言うと、僕はその思わず『おまえ』と呼んだ国会議員にね、言ったのは『こんな卑しい情報操作をするなよ』と。『堂々とやれよ』と言ったんです。そしたら彼は『いや、私は絶対そんなことは言ってない』とね、全面否定するから、まあ名前は言わないけれどもですね。その、『君たちの仲間に伝えろ』ということは僕は言いました。はい」
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