「アンカー」麻生さんの誤算&青山さんが麻生クーデター説を完全否定
2007.09.20 Thursday 01:49
くっくり
image[070919-05morinakagawa1.jpeg]村西利恵
「森さんと中川秀直さんと青木さん……」
青山繁晴
「はい。これ、ま、極秘会談と書いてますけど、実際会談があったこと自体はもう洩れてますね」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「洩れ出しましたが、その大事なことは、会談で何を話したのかが正確に実は伝わっていません」
山本浩之
「安倍さんをもうやめるっていう話だったですよね」
青山繁晴
「はい。出して下さい。一つはそれですね」(パネルの伏せてあった部分が表示される)
image[070919-06morinakagawa2.jpeg]青山繁晴
「安倍さんの辞任、つまりこの3人で安倍はもう終わりだと、今夜中に辞任会見してもらうってことを決めた上で、実はその段階ですでに福田さんを、総裁選をやって福田さんを総理にするっていうことを、実は福田さん本人にはあまり伝わってないままこの3人で決めてしまって、で、それからどうしたかというと、この福田さんに近い派閥、で、安倍さんが嫌いな派閥、安倍さんのことを嫌いな派閥、はっきり言うと古賀派とか山崎派とか、そのへんに実は連絡を取った。そのために麻生さんに情報が洩れた。逆に言うと麻生さんはその情報をキャッチした。キャッチしたから麻生さんはすぐに、あの人行動力ありますから、すぐに行動を起こしてこうしました」(パネル表示される)
image[070919-07zokutou.jpeg]青山繁晴
「はい。これ『続投への説得』だけ出ましたが、麻生さんは安倍さんが一人でいた公邸に向かって、つまりあの3人の中から中川、当時の幹事長も行こうとしてたから、それより前に公邸に入って安倍さんに説得をした。その説得の中身も今までははっきりと出てませんでしたが、だんだんはっきりしてきました。その説得の中身は、『安倍さん、あなたがもしやめたら次は福田になりそうなんだ。その話が実は進んでるんだ。もし福田さんになったら、内政では意外と同じだけれども、外交・安保、特に北朝鮮には全然意見が違うだろ』と。福田さんが小泉内閣の官房長官だった時に官房副長官だった安倍さんと、『北朝鮮を巡って大ゲンカしただろ』と。その大ゲンカは間違いない事実で、要するにあの5人を、曽我ひとみさんなど5人を福田さんはいったん返せと言って、安倍さんは返しちゃだめだと言って、そこで大ゲンカして、それが尾を引いてやがて福田さんは官房長官を辞めたわけです。ですから麻生さんの説得というのは実は具体的には、『あなたがいま辞めてしまったら福田さんになって、5人を返せという路線になるんだから、あなたは続投しなきゃいけない』と言って説得して、実は安倍さんがあの時になぜ続投を決めたのかの一番大きな理由は、本当はこれだったんです。で、そこが安倍さんの生真面目なところであると同時に弱いところでもあるんだけども、安倍さんはこの理由を続投会見の時に国民に言えなかった。どうしてかというと、それを一言でも言ったら『安倍は拉致問題を政治に利用してる』と必ず言われるから。それが嫌だったからどうしてもそれを口にできなかったんですけども、ベラベラとそれを言ってしまった方が僕は良かったと思うんですが、言えなかったわけです。言えなかったけれども、とにかく安倍さんはその時点では続投を決心して、それを受けて麻生さんは動き始めたんですが、その時に今日皆さんにお示しした2つの大きな誤算が生まれてしまいました。はい。それちょっと出して下さい」(パネル表示される)
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