2006.05.06 Saturday 02:25
くっくり
◆米日VS中ロが対立する構図になるのか
基調講演を行った九州大の李弘杓(イ・ホンピョ)教授は「最近の東北アジアにおける不安定は、東北アジアの覇権をめぐる日中間の戦略的な利害が衝突しているためだ。現在、米国は日本をけしかけ、中国を牽制する方向に進んでいる」と述べた。
これに対し、外交安保研究院の尹?敏(ユン・トクミン)教授は「中米関係はそれほど対立してはいない」とした。尹教授は「米国防省にとっては、中国は切っても切れない関係だ。米国は中国を米国中心の国際秩序の下に招き入れるための戦略を駆使するだろう」と述べた。
◆中国の浮上と日本の保守化
中国新華社ソウル支局のチャン・ジンパン支局長は「中国の浮上は自然に受け入れなければならない」としつつ、「中国の浮上は平和的な浮上であって、過去の日本のように隣国を侵略する形での浮上ではない」と述べた。専門家らによる中国脅威論についても「1人あたりGNPで計算すると、中国はまだまだ発展途上だ。少なくとも向こう50年以上は経済成長路線に集中する以外考えられない」とした。
日本の共同通信社の平井久志支局長は、日本の保守化をめぐる憂慮について「日本の保守化の本流は小泉純一郎首相型の保守化であって、石原慎太郎東京都知事型の保守化ではない」と述べた。平井支局長は「日本の保守の本流は、米国の安保の傘の下で経済発展にまい進するという主義だ。日本は経済的には中心かもしれないが、軍事的な面では米国と中国が覇権を握っている」と話した。
これに対し李教授は「中国ももう少し能力が備わってくれば、考えが変わってくると思われ、日本も『普通の国』という確固とした信念を持って北東アジアの覇権を狙う意思が見て取れる」と述べた。
アン・ヨンギュン記者
朝鮮日報
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