福田康夫まとめ ええとこあらへん!

2007.09.15 Saturday 03:36
くっくり


 だが、肝心の福田氏本人の態度が煮え切らない。議員外交で動き回り、出馬に前向きと受け取れる思わせぶりな発言をしたかと思うと、自らへの待望論には「雑音」「生体反応なし」と気のない反応を繰り返している。
 福田、安倍両氏はともに官房長官として小泉政権を支えてきた。違いが際だつのは外交路線である。
 靖国問題を理由に中国との首脳交流が途絶えたことについて、安倍氏が「いかにも居丈高な外交だ」と中国を批判すれば、福田氏は「お互いに感情的になるのは最低だ」と首相をたしなめる。
 靖国参拝の是非にとどまらず、台頭する中国にどう向き合うか、両氏の間には本質的な対立があるように見える。
 ふたりがこの問題で真剣に語り合えば、これからの日本の針路が浮かび上がる論争になりうる。福田氏が外交を憂えるのなら、ぜひ総裁選に立ち、安倍氏との論争に臨む決断をしてもらいたい。
 福田待望論の背景には、さまざまな思惑が交錯している。世代間の綱引きや、最大派閥・森派の分裂を期待する狙いもあるだろう。首相のいう「権力闘争」もこの辺りに潜んでいるのかもしれない。
 ただ、福田氏に出馬する気がないのなら、早くそう意思表示することを考えるべきではないか。福田氏に共感し、安倍氏への対立軸を示す必要性を感じている人が出馬しそびれたり、後れをとったりすることになれば、せっかくの論争の機会が失われてしまうからである。

 ↓↓↓朝日の本音↓↓↓
 『福田さん、私たちは親中派のあなたを今まで応援してきました。これからも応援していくつもりです。だけどもし土壇場であなたにハシゴ外されたら、私たちはどうすればいいんでしょうか?中共様も困ると思います。すみませんけど、出るなら出る、出ないなら出ないで早めに言ってもらえませんか?“第二の福田探し”の時間はもうあまり残されていないんです』

 が、福田さん、「勝ち目がない戦はしたくない」ってことで、2006年7月21日、総裁選への不出馬を正式に表明。朝日は見事にハシゴ外された格好に。

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