福田康夫まとめ ええとこあらへん!
2007.09.15 Saturday 03:36
くっくり
麻生さんは不運でしたね。ポスト安倍の一番手としてこれまで着々と準備を進めてこられてたんでしょうが、まさかこんなに早く安倍さんが辞めるとは思っておられなかったでしょう。
福田さんが出てきたのも想定外だったのではないでしょうか。
また、安倍さんが辞任を表明した日に、麻生さんが会見で「辞任の意向を数日前から知っていた」と受け取れるような発言をしてしまったことも、反麻生勢力に「知っていてなぜ止められなかったのか」「麻生幹事長にも責任がある」と攻撃される要因になってしまったようです。
他に「麻生−与謝野ラインで安倍さんを辞任に追い込んだ」論などもありましたし(拙ブログでも1コ前のエントリーで青山繁晴さん、須田慎一郎さんの見解を紹介しました(須田さんのはコメント欄にて))。
ただ、これらは総裁選そのものへの影響はあまりないと思います。反麻生派の議員にとっては、麻生さんが「麻生」であるだけで十分アンチの理由なんですから。
不運と言えば額賀さんもですね。今回の総裁選も前回同様、一度は出馬を決意しながら派内の重鎮の反対で涙をのんだ形になりました。
額賀さんは福田さんとの会談後に正式に不出馬を表明したようですが、会談で談合があったんじゃないか、つまり「自分は出馬を見送るから組閣の時は津島派を優遇してね♪」と福田さんに“お願い”したんじゃないかという見方も強いようですけどね。
まあとにかく、そこかしこに「昔の自民党」ムードが漂う総裁選です。
福田さんの所属の町村派からも「派閥で支持を決めるなんておかしい、先祖返りだ」という声が出ているそうです。
麻生さんの巻き返しに期待したいところですが、難しいんでしょうね(T^T)
というのも今回の総裁選は一般党員の投票がない、つまり自民党の全国会議員と各都道府県連の代表(各3票)の票だけで決まってしまうから、小泉さんが総理になった時とは違って国民世論の影響を受けることはほとんどない、ということらしいです。
つーか、党員の投票があったとしても、麻生さん不利は変わらないかもしれません。
私には信じられないことですが、テレビの街角アンケートなど見てますと、福田さん、意外と人気があるようなんですね。
安倍さんがイメージ的に頼りなかったから、次は安定感がある(ように見える)福田さんに期待、ってことらしいです。
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