「アンカー」安倍総理辞意表明で青山さんの見解 他

2007.09.13 Thursday 02:02
くっくり



岡安譲
「あの辞任会見を見ていましても、『局面を転換したい』という言葉は耳に残るんですが、じゃあその奥にある安倍さんの真意っていうのが見えてこないんですが」

青山繁晴
「あの記者会見はね、もちろん国民に向けてる会見なんですけども、本当に伝えたかった、自分の胸の内を伝えたかった相手が、残念ながら国民じゃなくて自民党内の人なんです」

岡安譲
「え?内部にいるということですか?」

青山繁晴
「はい。自民党内の実は麻生幹事長、それから与謝野馨官房長官だと僕は思ってます。すなわちですね、今日フリップ用意したんですけども、安倍さんの記者会見で言いたかった本当の真意は、僕はこれだと思ってるんです」(フリップ出す)

<キーワード>
 「麻生路線への怒り」

image[070912-03key1.jpeg]岡安譲
「『麻生路線への怒り』……」

青山繁晴
「はい」

岡安譲
「これはどういうことですか?」

青山繁晴
「まずね、麻生路線って言葉で皆さん、変だなと思われると思うんですが。まだ麻生政権できてなくて安倍政権ですから。ところが内閣改造以降、麻生さんの指導力が強まって、ほんとは麻生さんのヤドカリ政権と言わなきゃいけないような状態になってました。で、それだけなら今日の異常な辞任にはならなかったと思うんですけれども。皆さん、安倍総理の記者会見をお聞きになったと思うんです。短い会見でしたね。その中で安倍さんが3回くり返した言葉がある。何だか気づきましたか?」

岡安譲
「僕は『局面の転換』かなと思ったんですが」

青山繁晴
「それは3回も言ってませんね。あの、3回言ったのはですね、『中断はいけない』と言ったんです。中断はだめだと。何の中断かというと、インド洋で海上自衛隊が行っている給油の中断はいけないと。ここがポイントで、実は麻生幹事長と与謝野馨官房長官は、このインド洋で給油を続けるための手段として、今あるテロ対策特別措置法の延長じゃなくて、全く新しい法律を出しましょうということを、与謝野さんなんかどんどん記者にも話してしまって、今日の朝刊もそれで埋まってましたね。ところがこの新しい法律やるとですね、いったん海上自衛隊の活動は中断するんです。成立に時間かかりますから。安倍さんが言いたかったのは『新法でなくて、私はあくまでも法律の延長で行ってほしかった』んだと」

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