北方領土とロシアの蛮行を忘れるな

2007.09.11 Tuesday 01:35
くっくり


 お互い「早く平和条約を締結したいですね」というのは一致してるんでしょうが、同床異夢ですよね。


 私はつい最近まで知りませんでしたが、ロシアの少子化進行は日本より物凄いんだそうです。
 2003年までの10年間にざっと300万人もの人口が減ったそうで、今後も50年間に3000万人強が減って、今の1億4000万人台が1億人にまで減ってしまう可能性があると。

 そういう状況ですから当然、国内の労働力は不足し、よって外国人労働者で穴埋めする形になってるわけですね。
 ……人の国の領土をこれ以上荒さんといてほしいわ。しかも北朝鮮の外貨稼ぎにも協力しちゃってるし(-.-#)


 北方領土について改めておさらい。外務省のサイトより引用。

 北方四島はいまだかつて一度も外国の領土となったことがない我が国の領土です。
 日露両国は、今から150年前の1855年2月7日に調印した日魯通好条約により、両国の国境を択捉島とウルップ島との間に定めました。その後1875年の樺太千島交換条約において、我が国は千島列島(シュムシュ島からウルップ島までの18島。)をロシアから譲り受けるかわりに、ロシアに対して樺太全島に対する権原、権利を譲り渡しています。
 ソ連は、第二次世界大戦末期の1945年8月9日、当時有効であった日ソ中立条約を無視して、我が国に対し宣戦布告し、我が国のポツダム宣言受諾後の8月18日には千島列島に侵攻し、その後29日から9月5日までの間に北方四島のすべてを占領し、一方的に自国に編入しました。なお、1951年のサンフランシスコ平和条約で我が国が千島列島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄しましたが、そもそも北方四島は千島列島には含まれていません。また、ソ連は、サンフランシスコ平和条約への署名を拒否しました。

 ここには書かれていませんが、ソ連は日本政府から終戦交渉の仲介を依頼されていました。つまり日本に降伏の意志があることを十分知っていたのです。
 それを知っていて、しかもまだ有効だった日ソ中立条約を破って侵攻してきたのです。これでは単なる火事場泥棒です。

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