「アンカー」米朝が拉致問題で日本に用意したワナ
2007.09.06 Thursday 02:04
くっくり
「はい。で、これはもちろんいろんな意図があると思います。麻生さんと与謝野さんが相談をして、安倍さんに近すぎる人を排除して、同じ北朝鮮に強い姿勢を持ってる人でも、町村さんや高村さんのような、いわば抑えた大人の面を持ってる人間、あるいは安倍さんと距離が近すぎない人間を揃える意図ももちろんあったと思いますが、しかし僕が非常に最近気になってるのは、麻生さんの深い深いアメリカ人脈です。麻生さんは自分は人脈あるんだよと、アメリカに強いんだってこと言わないけれども、本当は日本の政治家の中でアメリカに最も強い人で、しかも他の政治家にできないことをやってるのは、財界から入ってるんです。アメリカの財界、金融の深い部分から入って行って人脈を作り、外交分野でいうと国防総省にはほとんど足掛かりがない。つまり北朝鮮に対して厳しいアメリカ軍や国防総省には足掛かりがなくて、ヒルさんやライス国務長官のいる国務省と関係が深い。麻生さんははっきり言うと、ヒルさんごときは小馬鹿にしてるところがあります。それは麻生さんらしいとこなんだけど、しかしその上のライス国務長官と麻生さんの仲は、実は日本で思われてるより非常に深い。そうするとこの麻生さんが、この政権でどんな役割を今、果たしているかというと、安倍改造内閣で安倍さんの側近の人が僕に電話をしてきて、『青ちゃん、実は麻生さんに乗っ取られた内閣だ』と言って(一同「えーっ」)、僕はそれは反論はしました。高村さん、町村さん、人事見たら麻生さんだけが決めたわけじゃない、安倍さんは案外我を通してるじゃないかと言ったら、それはその通りなんだけども、肝心要の拉致については、実は麻生イズムが色濃く出てて、それは麻生さんがいずれ実権を握る、あるいは麻生さんがいずれ政権を取る、この番組でも何度も言いましたが、安倍さんは実は麻生さんだったら政権渡してもいいとほんとは思ってるから、北朝鮮に対して厳しい姿勢だと安倍さんは信じてるから、だからその麻生さんが実権や政権を取った時には、今のアメリカとの関係を考えると、今アメリカが進めてる北朝鮮と仲良くしましょうっていう政策と、そう食い違うことをやるはずがないんじゃないかという、この現実を国民は、えー、一面の見方としてですけどね、もちろん僕の見方ですけども、それは知った方がいいんじゃないかと思います。さて、その上でね、時間残り少ないですが、あえてお話したいのは、先々週に北朝鮮のテロ国家の指定が外れますよと僕、予言をしたら、特に若い人からたくさんメールをいただいて、もう絶望じゃないかと、いったいどうしたらいいんだと、悲痛なメールがたくさん来てですね。僕はまずそういう、皆さんの生活に直接関係ないこと、横田めぐみちゃんの友達じゃないはずなのに、そうやって心配してメールをくれること自体がね、僕は、実はこの日本国がよくなってると思います。思うと同時に、いや、まだまだ手はある。どんな手がある?ちょっと出してもらうとですね」(パネル表示される)
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