「アンカー」米朝が拉致問題で日本に用意したワナ

2007.09.06 Thursday 02:04
くっくり



青山繁晴
「ああ、それはそういう意見も国民の中にあるでしょう。だからまさしく総選挙で国民が答を出すことだけど、しかし北朝鮮に言うことを聞いてもらう根回しっていうのは、僕は反対です。それはね……」

室井佑月
「根回しって、対北朝鮮じゃなくても、アメリカとか中国とか他の国と渡り合ってっていうこと」

青山繁晴
「そうです」

室井佑月
「それが交渉っていうのは相手があることだから、絶対相手が思う通りの返事をするわけじゃないし、だからやっぱりいろんな、それがだめだったら次の方法、次の方法っていうふうに言ってかなきゃいけないのに、どんどん日本だけ追い込まれてってる気がして、ただそれを見てるだけ、今は現状な気がするのね」

青山繁晴
「いや、そこは僕はやっぱり異論があってね、何がリアリズムなのか、何が現実なのかっていうとね、金正日さんが健在のまま最後の一人まで返してもらうって絶対ありえませんからね。あの人にとって都合の悪い拉致被害者は絶対返さないんだから。だからこの人(金正日)とどんなに根回しやったって帰ってきませんよ?最後の一人まで帰ってくるのがもし解決だとするならばね。この人を排除する以外に手段はない、それが現実なんですよ」

室井佑月
「いや、全体的に追い込もうとしてたわけでしょ?北朝鮮を」

青山繁晴
「今もそうじゃない!」

室井佑月
「いや、だけど、アメリカと北朝鮮が仲良くなっちゃったわけでしょう?!どうしてその前に何とかできなかったんだって思うじゃない。根回しってそういうことじゃないの?」

青山繁晴
「いや、だけどそれは『言うが易し、行うは難し』で、それはもちろん安倍政権の至らなかったとことして追及するのは、その意見は正しいと思うけれど、しかしね、もう一回言いますが、じゃあ今まで根回しをして、このへん(米朝)で仲良くしてて、この人(金正日)を生き残らせることに日本が協力して、それでうまく行ったかというと、そんなことはありませんよ。最後の一人まで帰ってくるのが解決ならば、ですよ」

山本浩之

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