2007.09.01 Saturday 01:42
くっくり
その経緯をかいつまんで説明すると、8月19日の夜、さくらパパは、本誌の記者3人の目の前で、最初は、「確かに、私が賭けゴルフをしていたことは事実です。しかし、鹿児島にいた頃のことで、随分、昔の話。10年近く前のことでね」などと、言い訳に終始して、何とかごまかそうとしていた。
しかし、元愛人の北川百合子さん(仮名)が、昨年の秋の賭けゴルフを証言していることを厳しく追及すると、一転して、「昨年までは、ね。昨年までの話で、最近はやっていません」と、いきなり9年間の時間を飛び越えて、やったことを認めたのである。
結局、「1打1万円」と証言する北川さんと、「トータルで1万円程度の賭け」と言い訳するさくらパパの間でレートは食い違ったものの、賭けゴルフについては、「悪いことだとわかっていました」と、頭を下げたのだった。
ところが、本誌の発売直後、事態を重く見た民主党の聞き取り調査では、「賭けゴルフをやったのは10年以上前」と弁明し、再び話が元に戻っていたのである。
あえて言うまでもないが、賭けゴルフは犯罪である。
だが、当初、この問題に当たった鳩山由紀夫幹事長は、記者を前にしたオフレコ発言として、「賭けゴルフは皆さん、やっているでしょう。森さん(森元首相)もやってるし、パチンコや麻雀もみんな賭けているんでしょ」と、公党の要職にあるものとしては、不適当な発言と後で指弾される危険を冒してまでかばった。
だが、必死になって守ろうとしている「さくらパパ」が、民主党を裏切っていたとしたら、民主党はどうするのか。
実は、さくらパパは、民主党にウソの申告をし、厳重注意を受けた後、仲間と組んで、証拠隠滅を図っていたのである。
それを証言するのはさくらパパの知人である。
「週刊新潮が発売された後、彼は、もっとも仲のよい取り巻きと一緒になって、自分がやってきた賭けゴルフの相手に口止めをしていました。ある人は電話で、ある人は全日空ホテル(ANAインターコンチネンタルホテル東京)の一室に呼びだされました。そして、さくらパパがすでに用意していた“賭けゴルフのことは一切、口外しない”という文書に判子を突くことを要求されているのです。そのとき、パパは“おれを潰そうとするやつはぶっ殺す”と物騒な台詞を口にしたそうです」
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