2007.08.28 Tuesday 00:08
くっくり
加藤曰く「小泉さんの方から靖国参拝について相談された」。これは今年の話?
で、「私は参拝は止めた方がいいと言ったが、小泉さんは『特攻隊に頭を垂れるのがなぜ悪いのか?』と。知覧に行くのは中韓も文句は言わないと思う。A級戦犯合祀以前は中韓も文句言わなかった。が、今は与える影響を考えるべき」と。
加藤はA級戦犯を合祀したから中韓が文句を言い始めたようなこと言ってますが、もちろんこれは間違いです。
合祀されたのは昭和53年、それが明らかになったのは昭和54年ですが、中国が初めて抗議をしたのは昭和60年の中曽根首相による参拝の時です。
ここでフリップで中国の李肇星外相の15日の発言が紹介されました。
「ドイツの指導者がヒトラーやナチス(の追悼施設)を参拝したら欧州の人々はどう思うだろうか」という発言。
これを町村さんは「意味のない比較」とバッサリ。
「戦争を始めた責任や敗戦責任はあるが、日本人が総括せずに東京裁判で終わらせてしまったのはだめだが、だからと言って全てを靖国に結びつけるのはどうか」と。
<<中略……三宅さんと加藤の激しいやりとり。元リンク参照>>
その後、追悼施設建設の話を振られた町村さん、「追悼施設は半分は、対外関係はよくなるかもしれないが、日本国民の心の答えになるのか?となると、ならない。世論の動向をよく見ていくというのが小泉さんの考えだと思う」。
ここで竹村さんが、先週あたりもやってたと思いますが、「Criminal」と「Convict」の差について説明。
「日本語では犯罪者は犯罪者だが、英語では種類がある。Criminalは単なる犯罪者だが、Convictは政治犯。A級戦犯もConvictであると。当時の日本は占領軍の言うことをきかざるをえなかった。A級戦犯は犯罪者ではないと外国に分からせる努力をしなければ」てなことを。
その後、16日の日米首脳会談における小泉首相の発言をフリップで紹介。
・日米関係より国際協調に比重を置くべきだとの議論があるが、私はその考えをとらない
・日米関係が良いからこそ、中国、韓国、ASEAN諸国、全ての国との良い関係が維持されている
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