2007.08.24 Friday 21:50
くっくり
この解説は、判決書に散見する日本に否定的な表現をわざわざつまみ食いし、拡大解釈して「パール氏は実は日本を肯定していなかったと思える」と書いているのだ。
パール氏もまさか日本人法学者がこんな解説を書くとは夢にも思わなかったろう。
もしこれを読んでいたら、決して自分の判決書との併載など許可しなかったはずだ。
だが今でも判決書はこの曲解解説と抱き合わせで出版され、おかげで今でも、判決書の全文を読もうとする秀才くんほど「パール判決書は日本無罪論ではない」と言い出す有様となっている。
インドを訪問中の安倍首相は23日昼(日本時間同日午後)、極東国際軍事裁判(東京裁判)で連合国側判事を務めたインドの故ラダビノッド・パル判事の長男プロサント・パル氏(81)とコルカタ市内で面会した。首相は「判事は多くの日本人から今も尊敬を集めている。ご遺志は日印関係を発展させることだったと思う」と述べた。
判事は東条英機元首相ら25人のA級戦犯について、全員の無罪を判事11人の中でただ一人主張した。プロサント氏との面会は首相の強い希望で実現。同行筋によると、東京裁判をめぐるやりとりはなかったという。
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