「日本の、これから」第二部(2)
2007.08.20 Monday 00:32
くっくり
小林よしのり 漫画家【1】
「新ガイドラインを制定してしまったところから、広がりすぎてるわけよ」
三宅民夫
「渡辺さんは今、集団的自衛権だったら何でもありよという指摘でしたが」
小林節 慶應義塾大学教授【2】
「今の実際の政治の中で見ると、アメリカの力と、それから日本の政府のこういう問題提起してる人たちの動機から行くと、単に日本軍をアメリカの二軍にして、どこへでも飛んでいけと。これは米国政府の当局者と直に英語で確認してもそうです。だからこれは日本国憲法9条の、我々を守るための必要最小限ということにも反するし、それから独立主権国家としての主体性にも反する、ですからそういう意味では私は解釈も運用も反対です(拍手)」
天羽(女)35才? 会社員(和服で登場)【1】
「それは確かに米国のいいなりになってる面はあると思うんですよ。それに対して日本が先ほどからもありましたけど、自主性がない、主体性がないからそれに対して拒絶できない。集団的自衛権てことを認めたらそれに引きずられてしまうという理屈ですよね。それに対して主体性を持てば解決するんじゃないでしょうか(反論の声)」
増田(女)39才 団体職員【2】
「私たちがしっかりしてればということについては実は私は同意してまして、すぐれて、あの、小林節先生がおっしゃいましたけど、このことはすぐれて政治的外交的問題でもあると思うんですね。私がすごく問題にしてるのは、実は先ほどのVTRみたいに、たとえば、ああいうシステムがいつの間にかできあがってること、いつの間にか防衛庁から知らない間に防衛省に上がったりとか。誰かコントロール問題と言いましたけど、政治問題でもあると思うんですが、我々、誰がコントロールしてるんだろうということにすごく問題があるんですね。誰もコントロールできてない自衛隊が、今の時期の政治家の思惑の中で、何か矢面に立ってる、私は自衛隊の方々が、私たちがたとえばラブソングを聴いてあーんとかやってる間に、砂塵を浴びてね、インド洋の何もないとこでものすごく大変なことをやってらっしゃることについて、すごく尊敬を思いますし、誇りを持ってやっていただきたいんです。が、それを我々国民がそれをちゃんと認識してやってるのかすごく不安で、今の国民のような状態で、集団的自衛権なんていうのはもうとんでもない話だと思います」
[7] << [9] >>
comments (19)
trackbacks (1)
<< 「日本の、これから」第二部(1)
てっく氏の件 >>
[0] [top]