「日本の、これから」第二部(2)

2007.08.20 Monday 00:32
くっくり



伊沢(男)42才 すし屋経営【1】
「それは友だちだったら注意してやりゃいいんだよ。お前先に殴ったんだからお前が悪いだろう(会場笑)」

斎藤貴男 ジャーナリスト【2】
「個人の関係と国同士の関係、全然違うんですよ」

伊沢(男)42才 すし屋経営【1】
「いや、そうだけど」

斎藤貴男 ジャーナリスト【2】
「お友だち同士でそれやったらいいじゃないですか。国でそれやられたらたまったもんじゃない」

伊沢(男)42才 すし屋経営【1】
「いや、だからそれをちゃんと……」

小林よしのり 漫画家【1】
「今現在は守られちゃってるから。ほんとに悲しいことに」

斎藤貴男 ジャーナリスト【2】
「守られちゃってるのか、いっしょに戦争してるのかどっちか、どっちを重く見るか」

山田(女)48才 自営業【1】
「(斎藤氏に)世界経済一位と二位の国が仲良くするというのは世界平和のためでございましょう?(会場ざわざわ)お好きでございましょう?世界平和。そういうことでございましょう?」

大矢(男)34才 無職【2】
「国の大きさが違う以上、どうしてもテロに対してもアメリカに偏ってしまう。それに対して日本も同じように責任を取れというのは、あまりにもアンフェアすぎるんじゃないか」

河村(男)41才 英語講師【1】
「国の大きさは違いますけれども、イギリスは特別関係を持ってますよ。それどう見るんですか。その一つであなたの論理は崩れます」

大矢(男)34才 無職【2】
「(無視して)集団的自衛権は国際法上認められてるという話をされたんですけど、たぶん国際法の中では集団的自衛権というのはむしろ例外的であるべきっていう考え方だと……」

男性(誰か不明)
「そうじゃありませんよ」

女性(誰か不明)
「それは違いますよ」

男性(誰か不明)
「国連憲章第51条に、個別的自衛権と集団的自衛権……」

大矢(男)34才 無職【2】
「聞いて下さい。たとえばA国とB国が戦争し始めて、その時にたとえばA国は日本の同盟国だからA国を助けてあげる。これいい話のように聞こえますけども、どっちが加害者でどっちが被害者かっていうの、簡単に認定できる話じゃないんですね。その時に同盟国だから助けてあげるっていうのは聞こえはいいかもしれないけれども、それ紛争が拡大していくだけなんですよ。だからやっぱり集団的自衛権はなるべく行使しない。A国とB国が紛争状態に陥ったら、それは国連なり、国際的な中立的な機関が紛争の仲裁に入るべきだというのが、国際連盟であったり国際連合の発想なんであって……(反論の声)」

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