「日本の、これから」第二部(2)

2007.08.20 Monday 00:32
くっくり


 「理想主義」

三宅民夫
「一人だけまだ発言をされてない方が。薜(せつ)さんごめんなさい、中国の薜さん、発言をしていただく機会がなくて。この憲法9条を巡る議論、どんな気持ちで聞いてました?」

薜(せつ)(女)27才 中国人 
「やっぱり第三者として日本とアメリカの関係とかいろいろ聞きましたけど、やっぱり中国は第二次世界大戦の戦争の被害があった国の人々の気持ちから考えてほしいんですよ、日本の皆様」

三宅民夫
「中国の人は、日本が平和憲法持ってることは皆さん知ってますか?」

薜(せつ)(女)中国人
「みんなが知ってるわけではないですが、でも知ってる人もいると思いますね。(ボードに)2つ書いてあるんですけど、『平和主義と戦争放棄』を強調したいと思います」(自爆乙(^_^;byくっくり)

細川(男)53才 団体職員
<ボード「日本人の精神」>
「私は9条の問題で一番重要なのは日本人の精神だと思います。自分の国のありようを自分たちで決め、自らの国を自分たちで守り、そして国際社会で責任のある役割を果たす、そういう日本人の精神を大切にしていくべきだと思います」

米田(女)72才 NPO代表
<ボード「9条を国際的にひろめ、戦争しない世界をつくることに日本が貢献する」>
「9条を世界に広める、そのことが世界中を戦争しない世界にするということに日本が貢献すると、それが国際貢献の一番大事なことだと思って書きました」

<有識者がボードに書いたこと>
(時間なくてパッとカメラで映しただけでした)

小林よしのり 漫画家
「主体性の国民、当事者意識」

小林節 慶應義塾大学教授
「非「軍事大国」、軍の「民主的統制」」

高坂節三 元 経済同友会憲法問題調査会委員長
「国を支えて国に頼らず(○○○)」(文字小さくて見えない)

渡辺治 一橋大学大学院教授
「9条をアジアの中に実現」

伊勢崎賢治 東京外国語大学大学院教授
「和解」

斎藤貴男 ジャーナリスト
「絶対に戦争をしないこと」

三宅民夫
「さまざまな意見があって、よく見ると9条の考え方の違いが浮き彫りになってるような気がします。今日は本当に大きな議論になって、行き場がなくなったり、混乱もしました。だけど話してみて、意見の対立の根っこにあるところが何か少し見えてきたような気がします。大切な議論だと思いますが、ご紹介したように集団的自衛権のことを知ってる人は2人に1人。やっぱり緻密にじっくりゆっくり、多くの人が関わる議論をしていった方がいいのではないかと思いました。夜遅くまで本当にありがとうございました」

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